otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

イヤーついに、手を出したのでした。

 今まで、「絶対やらない!!」と豪語していましたが、魔が差したというか、お盆も近く…って、まあどうでも良いのですが、ついにダイアリーに手を出してしまいました。何事もやって見れば、それはそれで「新たな発見もある」というものだろうと、言い訳をくっつけて、まずは始めてみます。

 最近、がむしゃらに走りつづけて来ていたところ、ついにつまずいて(体調を乱し)、大幅に見直しを迫られたばかりでもあり、そういった時期に、身辺整理をしつつ、ぼちぼち記録をするのも良いかな??HPの更新はほったらかしで、新たなものに手を出すという、相変わらずの整理の悪さですが…。

 日記を始めようと思ったきっかけは、今朝の朝刊に見つけた、米国ABC放送のアンカーであったピーター・ジャニングス氏の訃報でした。
 氏は在米中の9年間の私にとっての「窓」でした。どんな難しいニュースであれ、氏の柔和で落ちついた表情と声で語られれば、英語の苦手な私にも、染み込む様に理解できたものでした。
 CBS、NBCよりも私がABCが気に入っていたのは、局の姿勢とか、報道のしかたといった難しい事ではなく、ただ単に私がジャジャジャジャーン♪(これでどれだけの人がピンとクルやら…)で始まる「ワールド・ニュース・トゥナイト」のジャニングス氏が好きだったからに他ならなかったのでした。
 記事によれば私が渡米した時期あたりからジャニングス氏がアンカーを勤め始めていた事になりますが、つまり他局の二人−トム・ブロコフ氏、ダン・ラザー氏の方が、ニュースアンカーとしてはベテランだっただろうけど、彼らにはないジャニングス氏のやさしいまなざしに、英語のわからなかった私はいちころだったのでしょう。氏の落ちついた声と、独特の間は、英語に不慣れな私にはなくてはならないものでした。
 
 最近みないなあと思っていたのですが、すでに4ヶ月前には肺癌を公表していたとのこと。知らなかった、癌だったとは。氏の訃報は、誰がどの様に報じたのでしょうか?

 さようなら ピーター・ジャニングス!<★享年67>

8/9追加分

夕方、高田馬場のBIGBOX9階で開催中の「早稲田古書まつり」を覗きに行き、終了まで1時間で、若干慌しかったけれどの、何冊かゲット。まあ古本市は、腰にきてしまうので、そう長らく見ていられるものでもないのです。勤め帰りのクールビズ多々来場してました。

中山道民家の旅  画文/吉田桂二 東京堂出版 1989
●ヘンリー・ソローの暮らし 著/H・S・ソルト 訳/山口晃 風公社 2001
ジョイスの世界 著/鈴木良平 彩流社 1986 
●風水探源 著/何 監訳/三浦國雄 人文書院 1995