otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

世田谷 文学の泉

ご存知のとおり何も予定がない火曜日。思い立って世田谷文学館で開催されている「植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングス」を観に京王線・芦花公園まで。しかし直線距離だとわりと近いので、平日に免じて貰って車で行くことに。(係りの方の手間も取らせ…

本の街なのだ

月曜は中央市だ。今日は入れたい山がいくつかあって入札に挑んだが、出来たのは僅かに児童書二本、自然本一冊のみだった。市場は常に学びの場だと思っているが、札を入れる場合は、それなりに真剣なので、ことごとく不成立だとどっと疲れる。逃した獲物は大…

カウント・ダウンの色模様

晴れた!やはり来てよかった。 朝のうちは雲がのこったがみるみるうちに晴れ上がり、赤い紅葉が真っ青な空に照り映える。今は低木の黄葉の次の第二段階なり。散っている色鮮やかなモミジ葉を店に持ち込んで飾ってみると、あっという間に縮れてただの枯れ葉に…

プロフェッショナル

夕方に向けて風雨が激しくなっていく。N氏も無理はしなくていいと言って来た。さりとて高速バスのチケットはすでに買ってしまった。問合せても滅多なことでは運休しませんとの返事。つまりキャンセルすれば手数料がかかる。明日はいい天気らしい…あれこれ考…

台風の発生に怯む

昨日のこと、高校の三者面談に出かけ、終わったのが比較的午後の早い時間だったので、夕方人に会うまでの空き時間に、フト思い立って近隣を歩いてみることにした。25年ほど前このあたりに住んでいたことがあるのだ。しかし僅か一年半ほどしかおらず、しかも…

ベル公の叔母さん

開店準備はN氏に頼み、天気がいいので、散歩がてら泉洞寺の前にある「夢の箱」に店では扱わない児童書などを収めに行く。この「夢の箱」は、先日テレビでも取り上げられたらしいが、追分宿で二箇所に設置されている[みんなの本棚]で、使用方法が下に書いて…

本日は快適なり

いつものあさま513号で追分へ。数日前は半分強が埋っているぐらいだったが、さすがにこの天気で、発車時刻には指定券は満席になっていた。 天気予報が二転三転し、もうどうにでもなれと思っていたら見事に晴れた。喜んでいる場合ではない、あれでは大抵の…

「秋映(あきばえ)」の頃

かつて信濃追分は、中山道と北国街道の分岐点だった。今は国道18号線から浅間サンラインという道路が追分から北へ分岐している。その反対側には、旧中山道が南に下りていくので、丁度フォークのように、三つの道路に分かれているが追分の地名は一応今も生き…

しづかな本が、よめるやうに!

書肆アクセスで手に入れた『喫茶店の時代』(林哲夫 編集工房ノア 2002 )をめくっていると、私の気に入っている立原道造の一文〔:林哲夫氏は画讃とよんでいる〕が載っているのに眼が留まった。とりわけこのランプと椅子のカットが良い。 秋も深まってくる…

地球のみどりの着物

苔とあるく作者: 田中美穂,浅生ハルミン,伊沢正名出版社/メーカー: WAVE出版発売日: 2007/10/12メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 155回この商品を含むブログ (61件) を見る蟲文庫の田中さんの『苔とあるく』を手に入れた。この本は実に…

いまひとときの白い火曜日

■金木犀の香りにもちょっと飽きて来た頃です。 火曜日は美容院がお休みだし、いきつけの古本屋さんがお休みなのが残念だが、カレンダーが埋まりにくい火曜日は、案外魅力的である。 しかも、このあたりではゴミの回収がない平日は火曜日のみ。それに反して、…

ま、いいか。

アンダーグラウンド、ブック・カフェ〔地下室の古書展〕も今回で第10回目。今日から16日火曜日まで。今回はおそらく節目ということで記念イベントとして意識して設定されたのかもしれない。(あるいは単にスケジュールがあったのかもしれないが)二階の…

一箱市は楽しいな♪

いつも何かと助けてもらっているTさんと一箱古本市秋の部へ繰り出すことに。 天気も持ちそうなので折りたたみ傘ももたず、電車本も持たずに出来るだけ身軽な状態で出かける。もちろん、先回こちどりサンが手にいれてくれた「サイン満載のしのばず君トートバ…

町で出合った本

明日、あさって開催されるすぎなみ環境博覧会の設定の準備の手伝いに高井戸へ。昨年までは所属している二つの団体の掛け持ちで、忙しい10月の週末だったが、この商売を始めるにあたり、双方から足を洗った。しかし、いかんせん人不足。ボランティアの平均…

本の林へ生えてきた

■林の中にひっそりと。 苔とあるく作者: 田中美穂,浅生ハルミン,伊沢正名出版社/メーカー: WAVE出版発売日: 2007/10/12メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 155回この商品を含むブログ (61件) を見るいよいよ出ました!まずその1 岡崎さん…

「かぐや」?って誰がつけたの??

今追分は天然の収穫祭となっている。栗や胡桃やどんぐりがぼとぼととその辺に落ちていて、リスやカケスが実を忙しく集めているし、振り返るときのこもほっこり生えている。(今年は倒木でなかなか森に入っていけないが)そこへこの↑かぼちゃだ。 きのこ祭り…

一瞬の繰り返し

ススキの穂が午後の太陽を浴びて銀色に光る間を、音も立てずに秋風が吹き抜けていく。一日、一日と坂を下っていくように冷え込んでくる10月。山は次第にくっきりと姿を現してきている。 一人ぼっちだと思ったら、上空をとんびが周っていた。草叢ではこおろ…

時は止まらない

■稲刈りの終わった田んぼN氏は当分帰京しないので、私だけ昨夜のうちに新幹線で帰京する。 明日が休みということで、駅や車内になんとはなくのんびりとした空気が広がっていた。中央線も空いていた。そして冷たい雨の降る、でも休みの月曜日。今日は「体育…

本を読むには美しすぎて。

なんとも素晴らしい秋晴れに恵まれた。 本日は「追分きのこ祭り」なので、当店も午前中から開店することに。その前に追分公民館へ。いたいた入り口には世にも珍しい「ストライプ柄のきのこ」。考えてみたらへんなきのこだが、習慣とは恐ろしいもので、毎年見…

秋の七草

■桔梗 あんさんぶる荻窪の6階屋上は庭園になっている。植栽として秋の七草が植わっているのだが、町のど真ん中の屋上は過酷な状況で、背が高いおみなえし、吾亦紅は風にあおられたのか悲壮な様子。すでに花もピークが過ぎていて、せめて桔梗の写真を。やは…

一箱のこころ

昨晩雨が降っていたらしい、そのおかげで、こざっぱりした朝がきた。秋の一箱古本市→http://sbs.yanesen.org/の参加者リストを見ていたら、西荻ブックマークの岡崎武志さんのトークの打ち上げでご一緒させていただいた方のお店が出ているのに気がついた。W…

空は青いな、嬉しいな♪

ただ、晴れているだけで嬉しい、そんな朝。昨晩九時過ぎに、本を満載したいつになくぴかぴかのオデッセイ号が追分に出発した。ぼこぼこのボンネットは板金に出さず(出せず)交換となったのだ。つまり顔が新品!というわけだ。今朝は早くから山荘の周りの倒…

招き猫がいれば。

今日は、残念ながら「早稲田青空(ではない)古本市」の最終日。 ここまで天気がぐずつくとは!主催者側はがっくりだったろう。売り上げにも響いたのでは?最終日に滑りこみで行けることになったN氏は、穴八幡の会場へ張り切って出かけた。私は家事を済ませ…

本を読むには美しすぎて。

なんとも素晴らしい秋晴れに恵まれた。本日は「追分きのこ祭り」なり。午前中から開店することに。その前に追分公民館へ。いたいた入り口には世にも珍しい「ストライプ柄のきのこ」。考えてみたらへんなきのこだが、習慣とは恐ろしいもので、毎年見ていると…

倒木は残っている。

■一人ぼっちの停車場に光明が…<信濃追分駅9月23日20時16分> 都民の日とやらで学校も休みで、当店も定休日につき、久しぶりの静かな月曜日だが、燃えるゴミの収集日であるからして、私は気合を入れて早く起きる。これもまあ、都会の住宅街に住んでいる今な…