otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2009-01-01から1年間の記事一覧

無(ゼロ)の世界。

暖冬といわれながらも、ここは零度のあたりの日々です。地面の雪は消えているので、見た目にはやはり幾分なりとも暖冬かな。温度計の目盛のごとく、年の瀬には良いも悪いもゼロに戻って、仕切りなおして、新年の一歩を前へと踏み出したいところです。 あたり…

木片雑感

廃材のトン袋のなかには、いろいろなものが入っています。古い建物に使われていた木材。ペンキが塗ってあったり、釘が打ってあります。虫食われているスカスカの物もあります。一方、新築の時に出た切り取られた柱などの木材。10cmの角柱から、ベニヤ板…

薪を積む師走かな

■小学生の作ったクリスマス・アレンジメント→「あらたさん」にいただいたのでカウンターに飾りました。 池の氷が終日融けなくなりました。どうも私の筆もまだ凍っており?(おいおい)ブログ更新も一週間ぶりです。寒さにはちょっとづつ慣れてきました。昨今…

白い毛布にくるまれて

全国各地に雪を降らせた寒波のようでしたが、ここは大雪まではいかず、ほどほどの雪を降らせて行きました。積雪は5cm→ほどで、長野市内でも20cmくらい降ったとのことですから、それに比べても多くはありませんでした。朝の外気温はすでに日が上がった…

オセロの如し

今朝はまだカラカラの凍土でした。店の裏手の池が凍り、小雪が面白い模様を作っていて、ふとみると木瓜の近くに立派な霜柱があって、写真に収めたりしていました。 昨日、地面がばっちり見えていると書いたばかりでしたが、実は昼過ぎから雪が降り始めて、あ…

晴れ時々*小雪

全国の天気予報図では、長野県のところにどんと*雪マークがついているため、当店ももうスッポリと雪に埋もれてしまっていると思われているかもしれませんが、実はそんなことはありません。現状は一日おきに朝方*小雪が降って、地面は一時白くなりますが、で…

みぞれアイスの如し

「大雨のおそれ、そして山間部では雪」という予報だったので、朝カーテンを開ける前には、外が白い確信がありました。大当たりーー!うっすらでしたが。9時から公民館で寄り合いがあり、武装して足元に注力して出かけました。道は表面は白くても下は水分た…

筆が凍る季節

最近、ブログ更新が遅々としています。 でも風邪は引いてません、怪我もしていません、店も忙しい・・・わけありませんが、しいて言えば寒さにやられています。 堀辰雄がかつて『風立ちぬ』の最終章を厳寒の軽井沢で執筆した際に、軽井沢の冬はインクも凍る寒さ…

カレンダー;最後の一枚

月・火と出張で東京へ。戻ってきたらすでに新たな月が始まっていて、慌てて2日に薄っぺらくなったカレンダーを捲りました。ついに最後の頁です。 最近、手帖は前の年の10月あたりからはじまっているものもあり、一冊をきっちり使い切ることが案外難しくなっ…

賑やかな星

昨日は日帰りで買取りへ東京行でした。霧の濃い朝で、フォグランプを点灯して走りましたが、通勤時間帯の18号線もいつもよりゆっくりの運転で若干渋滞気味でした。信号機がかすむほどだと、さすがに早くは走れないのです。上信越道へ入った頃からようやく…

天空の白鳥

今日は上原巌先生のトーク「森林浴最前線を行く」が三時半よりあり、夜7時から星座観察というイベントが二つの一日。トークについては、番頭氏がまとめてくれると思います。私はというと、焚き火と焼き芋に専念の一日でした。しかし昨夜の雨が原因か、なかな…

スモーキー・キャット

最近本屋とは縁遠い生活をしているような気がしています。今日ももちろん発送は手伝いましたが、ほとんど野外にて火の番(:突っついたり、落ち葉をかけたり)をしていました。何しろ明日はもしかするとまた降雪かもしれず、この分ですと、ろくに修行をしな…

たそがれの三日月

昨日は、番頭氏の後輩の方が遠く米国シカゴから見えて、私にとっては18年ぶりの再会でした。こんな辺鄙なところをお尋ね頂き、感謝感激です。寒さではシカゴは軽井沢よりも上手ですから、昨日もここはかなり寒かったですが、彼を驚かせることはありません…

後悔の朝

昨日つけたブログのタイトルのことを、今朝になって後悔しました。 朝、目が覚めたら、なんと窓の外が「白」でした。朝から降り始めたらしくまだ1.2cmしか積もっていませんでしたが、その時点で雪はどんどん降っていました。どうなることかと思っていた…

白い季節はお好き?

紅葉の季節の最後に雨がちだったので、ふと見上げたらいつの間にか落葉松は黄葉のピークを見ることなく裸木となっていました。黄金色となり、針のような葉が秋の斜めの日差しの中をはらはらと散る様は、軽井沢の黄葉のクライマックスなのですが、いかんいか…

本屋日和

こんなことなら、もう後一週間ほどねこ達に居て貰うのだったと、ちょっと後悔している今日この頃、昨日今日と小雨が降っています。今日はそのうえに風も結構吹き、木にしがみついている枯れ葉はごくわずかとなりました。地面には褐色の落ち葉が積もっていま…

カウント・ダウン

今年もいろいろなイベントをやってきました。まったく、こんなに「本」業以外のことをやっている本屋も珍しいのでは??それもついに残すところあと二つとなりました。もうそちらは寒いんでしょう?と言われてしまいそうですが、ええ確かに寒いのですが、今…

帰っていった猫

10日間の「追分猫日和」は11月8日16:00をもって終了し、目呂二のねこ達は住処の木通庵へ帰っていきました。苦心のパーテーションは取り外され、角柱と板は柳屋の地下の倉庫に格納されて、にわかギャラリーは姿をきれいに消しました。一方、何も無くなっ…

木瓜つながり

店の裏に、江戸時代からある何の変哲の無い四角い池があり、その傍らに大きな木瓜(ぼけ)の木があります。私はあまりボケのことは詳しくないのですが、この木を見た方は皆さん口をそろえて立派な木瓜だと褒めてくださいます。池がそばにあるので水に困らな…

まさしく雪の華

やはり朝まで雪は残りました。 氷もはり、ツララもできて初物尽くしです。空は青く、雲は白く、葉は紅葉そして雪景色と、なんとも贅沢な景色が広がっています 朝日が差し込んできて枝の上の雪が解け始め、雪と葉が同時に降っています。葉も雪もほぼ同じ速さ…

葉っぱの次に舞い降りてきたものは

目呂二展5日目。昨晩はしっかり雨が降りましたが、今朝は雨は上がり、薄く霧が出ていました。紅葉・黄葉の葉は、雨にたたかれて落ち、一夜明けてあたりには褐色の地面が広がっていました。高いところではしんがりの落葉松がだいぶ金色になってきています。林…

眠りから覚めたねこ

さわやかな秋晴れの下:まさに「追分猫日和」となりました。無事河村目呂二の猫たちが50年の眠りから覚めて、追分コロニー・ギャラリーにお出ましに。早くも薪ストーブの前で丸くなるやつもいます。大丈夫!ブロンズですから、焦げません。 開店早々のお客様…

外ははらはら・・、中はばたばた・・

日曜夕方からの嵐。久々にたっぷり雨が降りました。 程よく色づいてい葉が雨に散らされて、地面には落ち葉が積もり、林はだいぶ空きました。引き続き葉がはらはら・・・と散っていきます。店の裏庭のもみじの紅葉が大雨の間にすっかり消えてしまいました。栗の…

雫の旅だち

8時15分に見晴台いづみや駐車場に集合して、8時半より今年最後の「軽井沢散歩」が始まりました。残念ながら関東から雨雲が攻めてきており、本日の見晴らし台からの見晴らしは無いため、コースを変更して行いました。まず初めは、坂本宿に向かって中仙道を…

ちょっとお隣の県へ

来る日曜日には当店の「軽井沢散歩」第三回目で碓氷峠見晴台近辺を歩きます。本日午前中、講師の森林インストラクター高尾幸男さんとその下見に行ってきました。同じ町内、車で30分ほどの距離とはいえ、見晴台は旧軽井沢銀座のその先にあるため、混雑を恐れ…

収穫の秋

前々回のブログの写真に何かお気づきの点は? 黄色いボケの実の隣にすましているのは、そうあの野良かぼちゃです。(9月28日のブログで取り上げました。) 結局あのときからサイズ、形は変わらず、ついに膨らまないままでした。何時収穫していいのやら気にな…

星のにじむ風の夜

この村ではたいがい火曜日は時が止まっているのですが、今朝はちょっとざわついています。いえ、事件が起きた訳ではなく、風がけっこう吹いているのです。一晩でかなり落葉しました。そして風景が一変しました。まだ吹いています。昨晩中風が吹きあれていて…

琥珀色の空気

終日、雲ひとつ無い青空が広がっていました。番頭N氏が早朝に松本へ出発し、私は店へ降りて行き発送作業の後、今日は閉店日なので園芸デーに。池の周りの鬱蒼とした状態を岡田さんにだいぶ整理してもらいました。池の傍の大ボケの新芽が脇からどんどん出て…

オーナメンタルグラス?

今日の園芸教室の題材は球根:スノー・ドロップと珍しいスプレータイプのフリージア。季節柄、球根を植える時期です。特に冬の早い軽井沢は10月がまさに植え時です。その植え方のコツを教わり、今日は同時にオーナメント・グラスについても学びました。 オー…

もっと黄色へ

■寒さで動けなくなったシジミチョウ→ 浅間山の頂上付近が雲に覆われてると、すわ初冠雪かと思ったものの、雲が晴れてみると、まだでした。予報では最低が五度くらいでしたが、放射冷却でもう少し下がったかな。黄色がより黄色に、赤がより赤くなっていました…