眠りから覚めたねこ

さわやかな秋晴れの下：まさに「追分猫日和」となりました。無事河村目呂二の猫たちが50年の眠りから覚めて、追分コロニー・ギャラリーにお出ましに。早くも薪ストーブの前で丸くなるやつもいます。大丈夫!ブロンズですから、焦げません。
開店早々のお客様は遠路からいらした方で、旧軽井沢においてあった葉書を見てきてくださったとのことです。葉書やチラシを配った甲斐がありました。
作品展の主催者である目呂二の曾孫に当たる内山さん夫妻の、並々ならぬ頑張りがここに実ったことになりますが、企画段階から今日まで傍らで拝見していて、ご一族の協力の賜物だなと思いました。広島や東京からご家族が続々と応援に追分に結集されました。そして皆さんに共通しているのは、なんとなく楽しそうで、この地が限りなく好きだと言うこと。なんとか目呂二の猫を河村夫妻の愛したこの追分で目覚めさせたいというお気持ちが、さまざまな方面の人にじんわりとしっかりと伝わって、「追分猫日和」が実現したと言うことになります。
　

実は準備の最終日28日に、もうキノコなどほとんど見られない追分で、先日巨大なキノコの生えていた場所に、もう一回り大きい、まるでクッションのようなおばけキノコが出現しました。直径２０ｃｍ以上あります。そしてこの厚み！
実はメロジもそして内山夫妻も大のキノコ好きです。地の神も作品展を祝福しているような、そんな気が「ちょいと」（注）しました。
（注：目呂二の奥様すのこさんが好んで使った言い回しの一つに「ちょいと」があったそうです。私がよく使うので、内山さんが驚いていました。この際「追分人」の方言にしてしまおうかと。）
天気は数日で冬型に変わっていくとのことです。ギャラリーのねこ達はまったりとくつろいでいますので、温まりにどうぞお越し下さい。　

河村目呂二　猫関連作品展「追分猫日和」
　11月8日まで　１２：００−１７：００頃
　　　・11月4日はお休み
　　　・最終日は１６：００までです。

取材の方も数組来て下さって、早速「軽井沢ウェブ」にも載りました。
→http://www.karuizawa.co.jp/