otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

108分の1

108は日本全国にある火山の数だそうだ。12月からその火山の活動状況がわかり安いレベルで示されるようになるという解説を耳にした。1から5まであり、大きいほど活発とされる。一時活動が活発になっていた浅間山だが、今秋はレベル1まで下がって、沈静…

狭間にみえたもの

晴天続きの東京だが、そろそろ今日あたりが名残りの陽光か。空模様も今週は師走に向かって坂を下っていくらしい。昨夕、昼と夜の合間にちょっと夕飯の買い物に出たところ、行く手に日が落ちたばかりの余韻があり、見上げると空はだんだん群青色に染みてくる…

遥かなる月は満月

『青空哲学』水上勉・玉村豊男 岩波書店1999 ―信州水玉問答とはなかなかしゃれたサブタイトルだが、同じ時期に病気をされた後、軽井沢から転居して、千曲川をはさんで北に玉村豊男〔元東部町)、南の北御牧村に水上勉が住んでおられた。ふたりとも軽井沢から…

天空の旅人

多胡光純(たご てるよし)さんの肩書きはAir Photographer。たまたまつけたテレビで、錦秋を飛ぶ鳥人;多胡さんに遭遇し、釘付けとなった。尾瀬・上高地・奥日光などの代表的な観光地でモーターパラグライダーで飛びながら、紅葉を撮影しているのだが、その…

縄のれんのイタリア版

■油屋旅館裏手の苔むした祠、飯盛女の墓かも。昨晩、いつもより30分余計に高速バスに揺られ池袋に到着。西荻にたどり着いた頃にはへろへろになっていたので、夕飯を作る元気は無く、最近贔屓にしているイタリアンレストランへ寄って、軽く食べて帰ろうと考え…

霙の降る日曜日

■黄金色の落葉松と真っ赤なニシキギの実昨日は店を閉めてから、ツルヤへ買い物へ。おでんの種を仕入れて、ストーブ・クッキングその2。〔ちなみにその1はぜんざい〕ともに大なべで造り、来週のN氏の単独滞在に備える。今朝は曇りでスタートする。 N氏は若干…

オフシーズンの到来

昨晩日付けが変わった頃は、トラックに混じって碓氷峠を登っていた。週末営業となって、N氏の車で一緒に来られるようになった。 インターチェンジを出て、和美峠を上る。さすがに車は少ない。 ラジオ深夜便を聴きながら来たのだが、昨日16日軽井沢に雪が降…

曇りのちチョイ晴れ

次第に色づいてきた欅〔手前はえのき〕 澄子さんのポスター展は明日まで。●石丸澄子 本の散歩ポスター展 2007.11.5(mon)-11.17(sat) 11:00-20:00 →http://www.gallerycomplex.com/act3.html

碧い星は昇るか、沈むか

宇宙航空研究開発機構(JAXA)とNHKが月探査衛星「かぐや」が撮影した、世界初のハイビジョン映像を公表した。新聞とテレビで見たが、あまりに鮮明なので驚いた。CG処理の映像のようだ。ここまでクリアな画像だと、美しさを通り越して怖いくらい。テレビのほ…

天高し。壁はもう動かず。

昨日はいつもの月曜日。下山した番頭N氏の名札を持って神保町で落ち合う。 絵本と児童文学の山に札をいれるも、同じ本屋に持って行かれる。何も両方とも同じところに!特に片一方は僅差の負けであり、少々〔否、かなり)悔しい。 発送作業があるので、私は先…

野におけ、鳥も花も

■夏の「追分探鳥会」の様子毎日新聞書評に中西悟堂のことを扱った本が出ていた。先日店にいらした日本野鳥の会の西村氏は中西悟堂の研究家でもあり、中軽井沢にある中西悟堂の碑にも寄って帰られた由。中軽井沢・星の温泉の奥には、国設野鳥の森がある。野の…

tears in heaven を聴きながら・・

■夕暮れ時の店先→(11/03夕刻 谷口さん撮影)木枯らしがそろそろ吹く頃となり、空気がぴんとしてきた。週末営業に切り替えたばかりだというのに、その頼みの綱の週末が雨模様との予報。それでもストーブを焚いておいたら誰かのお役に立つだろうか?今週は神…

普段着の町角

■福永武彦の山荘〔追分〕 ■福永邸の黄葉したサンショウ家人が出たり入ったりの水曜日。日が高いうちに出そびれて、買い物等の所用に、夕闇迫った町に出る。幸い10分かからずに駅まで行けるところに住んでいる。 ゴゴシマ屋を覗いていこうと思ったが、珍しく…

緩やかな火曜日

久しぶりにブログ散歩していたら、海ねこさんのブログで澄子さんのポスター展をやっていることを知る。昨日も市に向かう途中、ゴゴシマ屋の前を通りかかり、ベレー帽を被ってお仕事中の澄子さんが店の奥に見えて、挨拶をしたと思い込んでいたが、そういえば…

再び「山」に挑む月曜日

紅葉狩り渋滞の尻尾について、昨夜の深夜下山する。渋滞は必至なので、ずうずうしくも「風林火山」を見てから発ったので、追っかけ渋滞(:渋滞情報表示ほどではなく、走るごとに解消しつつある状態)ですんだ。 谷口さんたちは、鬼押し出し観光後、午後高速…

めりはりのある土地

快晴かと期待していたら、朝方はあいにくうす曇りだった。「谷口高司さんと追分散歩」も今年三回目。8:45駐車場集合、9時出発。事前のお申し込みが少なかったので心配したが、当日参加があり、谷口氏の友人日本野鳥の会東京支部のNさん一家も来て頂き…

秋の好日メモ

都会はまだ秋の気配ぐらいだが、刹那の華やぎを求めて、山へ出かける方が一番多い頃。新幹線も道路も混みあっていた。曇りの東京だったが、峠を上り、安中榛名の駅を通過するあたりで日差しが。 軽井沢へ着いたらすっきりと快晴。沢山の人が降りる。しなの鉄…

黄色い世界はタイムマシン

先週末、枝で真っ赤だったモミジ葉〔10月28日参照〕はついに地に舞い降りたらしい。そうか見納めだったか。まあ、赤くなるということは既に水分補給を絶たれているわけで、そんなに長くフレッシュに保てるはずもないわけだが。 軽井沢地区の紅葉まつりは今週…

潜ったミナミ象アザラシ

池袋のジュンク堂書店本店で立教大学文学部と連携して、文学部100周年記念で連続トークセッションがあり、今日は最終回で千石英世教授による「小島信夫の小説と小説観」が19時〜有った。正直なところあまり小島信夫のことについて知識がないので、無謀にもあ…