otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2010-01-01から1年間の記事一覧

瑠璃色だった一年

朝はしっかり冷えていましたが、寒気と寒気の狭間ということなのか、「日中」は穏やかでした。帰省する前日なのにまだこの状態!ということを天はお見通し?なのか、お陰さまで幾分温かい日差しの中で片付け等が進みました。 日がとっぷり暮れて、店から戻っ…

小さきもの

テレビには荒れ狂った日本海が映し出されていましたし、実際今後大雪の懸念もあるようですが、軽井沢は比較的静かな冬の日です。気温は確かに下がっています。昨晩の雪は淡雪でいったん消えたものの、夕方からまた雪が少し降りました。明日の最低気温は−7℃…

赤い月の魔法

よく降りました!夜半にはすでに零下になっていたので、もしや夜中に雪に?と気がかりでした。夜中に目が覚めて耳をすましてみて、雨音が聞こえるのを確認し、また眠りに落ちました。雨でほっとするなんて変ですが。 朝には雨は上がり、あたりは濡れた褐色一…

師走の雨

昨日は12月にしては暖かく11度もありました。朝は零下だったのに。今日も昨日ほどではありませんでしたがわりと暖かく、この機を逃してはと小枝集めや、ベランダや家の中の片づけをせっせとしました。 元来片付けは大の苦手な上に、自営業をはじめて以来…

猫と自転車

■山道■落葉松の絨毯寒さが一段と身にしみる年の暮れです。亀田屋のシャッターはおそらく春まで閉まったままだし、ごんざさんも代わりの方が店を開けるのは来春だと聞いています。寿美屋はこの週末で今期の営業が終わります。〔現在ラストセール中〕 ブログの…

枝の先の雪

おそるおそるカーテンを開けてみると、やはりあたりは白い世界でした。 久しぶりなので「わぉ!」と思いましたが、最後の雪景色はわずか8ヶ月前のことです。 それにしても雪の花とはよく言ったもの、本当に雪景色には華があります。これから4ヶ月間、辟易…

里の雪

朝からどんより雪雲らしき灰色の雲ががはりついていましたが、やはり夕方から雪になりました。 昨日は東京市場行きで、終日出ていたので発送作業はお休みだったため、火曜日は発送作業に追われる日です。三時に郵便局へ荷物を持って行ったとき、国道の温度計…

猫の耳にお経

私の先祖はかつて追分にいましたが、今はもう縁者は誰も住んでいません。 強いて言えば我が家は亀田屋という雑貨店とは一番縁があったことになります。 店屋があまり無い追分では、ここはまさしくワンダーランドでした。小遣いを握り締めてこの店に通い、お…

落葉と少女とねこ

黄色も紅も、もう見当たらなくなりました。あたり一面褐色の世界です。晴れると灰褐色の落ち葉は乾いて足が沈むくらいふんわり地面に積もっていますし、雨が降れば俄然輝きだして、しっとりした空気にまで褐色が溶け出してくるようです。早朝に外に出てみれ…

コタツの周りに本を積む

麦小舎さんによると北側はとっくに白い浅間山ですが、南山麓で雪化粧がしっかりと見られたのは今朝が初めてです。まだまだちょび髭のような冠雪ですが。いよいよ白い季節の始まりです。 カントリープレス社のフリーペーパー「日和」(月刊基本)の日和文庫の…

All in one*day

珍しく霧が林間をまいた乳白色の朝でした。 ふと見たら、小雪が舞っていたけど、積りはしないで、カラカラの葉を濡らす程度。 雪は止んだ曇り空のなかを開店。あらら、少し大きめの雪が降っている・・・ それが雨に変わったのが午後一時頃。雪ならいいけど、…

おみやげは嬉し。あれこれ

店を開いていると、サラリーマン時代には無かった「人との交流」があります。形式ばったお中元や何かのお返しというのではなく、思いがけないちょっとした手土産は、申し訳なく思いつつも、いただくと嬉しくて。 長年自宅の本棚の整理がつかなくて思案してお…

いつになく静かな木曜日

乾燥した日々が続いています。もはや雲になる水分もあまり無いらしいし、風向きのせいか浅間山の噴煙もろくに見えず、落ち葉の上を歩くとさくさく、ぱりパリ言っています。 林ではついに、しんがりの落葉松の黄葉がはじまり、色づいてきたと思ったら早くも黄…

つないでいくこと・・・

二週間ぶりの東京市場のあと、追分に戻っていく本満載の車を見送って、私は踵をかえして地下鉄の入り口に入り、夕時のラッシュに潜り込んで鉄沿線の実家に顔を出してきました。前回帰ったのは夏の繁忙期の前だったので、5ヶ月ほど前ころ、その間病気もした…

一枚の葉の重さ

ついに最低気温が零下の日もあるようになり、薪ストーブを焚き始めました。 週末や祝日を利用して、別荘を閉めに見える方も多い11月です。単なる片づけや戸締りだけではなく、水抜きをするので、春までは使わないというきっちりとしたけじめがここにありま…

ほんとうの千秋楽

例年11月23日に感謝祭をやってきましたが、今年は予想外の展開も多々あり、現在の河村目呂二・岡田英人展「あけび、秋色、浅間山」が最後のイベントです。いよいよ明日11月3日(祝)がその最終日ですので、つまりコロニーの今年のイベント千秋楽とな…

風にあおられて

台風の進路を気にしながら、予定を一日早めて30日に関西から名古屋経由で追分へ戻りました。 三度目の正直で、このたびは義父はもう戻ってきませんでした。 7月下旬に入院してから奇跡的に二ヶ月で何とか自宅に帰り、それから一ヶ月自宅療養の末の静かな…

やっぱり・・・

昨晩はぎゅっと冷えました。日付が変わる前にすでに0℃。朝、カーテンを開けると、や、や、や紅葉の葉の上に白いふりかけが。まだタイヤを履き変えていない!!とちょっと慌てたものの、9時頃には跡かたも無く消えていました。 私は浅間の姿は拝めなかった…

さてさて

いよいよ今朝からメロジ展の準備が始まります。北海道に初雪が降っている映像をみましたが、追分は9時の外気温は10℃で、比較的暖かいです。昨晩の濃霧は少し晴れ、雨も今のところ上がっていますが、予報では関東北部の山には初雪の可能性との報道があった…

そろそろメロジの出番です。

今年度最後のイベントである第二回河村目呂二作品展「あけび、秋いろ、浅間山」が来週から始まります。 「本のまち・軽井沢」立ち上げ記念企画! ◆【目呂二(メロジ)の追分俳画展『あけび、秋いろ、浅間山』】◆ 10月 28日(木)〜11月3日(水・祝) 12…

葉っぱの話

今年度3回目の軽井沢散策は、前回と同じく追分の林間を歩きました。熊にも蜂にも会いたくないので、ショートコースに。追分の黄葉は今始まったところで、現在紅葉の始まっているのは、中木のツリバナ、ニシキギ(→)、ウルシ、樹に程よく絡みつくツタウルシ…

建物と一体化するということ

人工物と自然の共存するところにいるせいでしょうか?人の手ではどうこうできない「空」「地下」や「山」は別格としても、森や林、川も人為による部分は無いわけでは無いですが、それでも持ち前の力でそこに有り続けています。誰に指示されなくても木は勝手…

神無月の神がかり

軽井沢といえばシンボルともいえる活火山浅間山。その裾野に広がる標高1000mの浅間高原の冷涼な気候が最大の魅力であり、はじめに在日外国人がそれを好むようになり、教会、ホテルができ、さらに企業の寮、個人別荘が建つと、そこに横浜・神戸・東京の商店・…

霧・・後、 ド晴れ!!

青空が広がったことを、こんなに嬉しく思ったことも久々のことです。お天道様に感謝、感謝の一日で、気がついたらあらま日焼けしていました・・・がなんのなんの。2010年10月10日という、10点満点の日は、やはり快晴でないと・・・なんて今だから言えま…

天気図とにらめっこ

アトリエ多一さんの作ってくれた素敵な看板が油屋旅館さんの入り口に立っています。オイ、雨雲!この看板が見えているんでしょうね??10月10日は晴れなのだ。 ■タマゴタケ 唯一私が鑑定できるキノコなり。先日旧軽井沢のフットパス散策に行った時に見つけて…

たまには電車旅

中央市で東京に行った月曜日、新幹線で関西へ向かい、大御所を見舞いに行って来ました。関西行きはほぼ一ヶ月ぶりです。大御所は奇跡的に危篤を脱し、9月下旬に自宅介護へと変わったのでした。 幸い今までまったく縁が無かった介護の世界。思っていた以上に…

絵本の力

後日 書きます。スペース確保今は写真だけ■入り口でお留守番している賢い犬たち〔絵本の森美術館前〕つなぐ金具も設置してありました。 軽井沢は最近犬を連れたお客さんが多く、犬を連れて利用できるテラスとか、ドッグ・ランなどもあります。スーパーマーケ…

再認識

今日は「絵本の森美術館」で「ロングセラー絵本の再発見」と題して、吉田新一さんのお話があるので出かけてきました。これもまた「本のまち・軽井沢」の立ち上げ企画の一環でもありますが、開館20周年となる絵本の森美術館で毎年行われている絵本サロンの第…

明るい色が無難らしい。

ついにイガがはじけた山栗が落ちる頃となりました。イガの中にピカピカ光った栗が見えます。まだ行儀よくイガの中に納まったままで落ちていますが、そのうちにイガがあられもない姿にそっくり返り、栗の実はあたりに散らばっていきます。栗のイガの針は見か…

せっせの季節

雨があがり、陽がさしてくれたので、たまった洗濯をしたり、汚れたデッキチェアを水洗いしたり、リサイクルごみを仕分けしたりとにわかに働き者化。「太陽」が私の仕事スイッチを押してくれます。まあ普段サボっているのがいけないのですが。太陽光線と青い…