otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

おみやげは嬉し。あれこれ

店を開いていると、サラリーマン時代には無かった「人との交流」があります。形式ばったお中元や何かのお返しというのではなく、思いがけないちょっとした手土産は、申し訳なく思いつつも、いただくと嬉しくて。
長年自宅の本棚の整理がつかなくて思案しておられた方に協力させていただいたら、ようやくすっきりしたと喜んでいただき、本の代金を引き取る際に立派な葉つき大根を一本抱えてみえました。なんとご自宅で採れたとのこと。まっすぐな大根を作るには畑の手入れが大変なはず。地物なのですでに霜にも当たっていて生でも甘いわよとのこと、遠慮なくいただくことに。早速葉と切り分けて、薄くスライスしたものを口に入れたら、本当だ!凄く甘い。塩でもんだり、おろしたり、ふろふきにしたりと毎日いただいています。


         ライバルの前でつめなど研いでみるベル公
ある方の手土産は食べるのがもったいないニャンコのアイシングのかかったフィナンシェでした。嬉しいことにこれを見たとたん私にと思ったそうで、軽井沢の「ラ・テイエ」さんの作。しばらく飾っておいて、賞味期限が来てしまったので、写真をとってからお腹にしまいました。美味しかったです!
はるばるベルギーの古本のまち「Redu:ルドュ」から本を抱えてきて下さったのはKさん。感謝感激です。町のパンフレットも挟まっていました。フランス語なのでなんて書いてあるかわからないのがちょっと残念ですが、憧れのルドュの香りがするような気がして、くんくんしながらぱらぱら捲っています。こんなかさばるものをすみません。写真も沢山撮ってきたとのこと、報告会が楽しみ〜!
何もない田舎に一軒の本屋から始まって25年の間に、いまや古本屋だけでも20軒。イベントの時には各地からこの村に古本を求めて人がやって来るという本の聖地のような場所です。何時の日にか是非とも行ってみたいです。(但し水曜日ではない時に行くのが良いらしい。)

昨日中軽井沢の公民館で行われた「男女共同参画フォーラム」において「本のまち・軽井沢」のお仲間の青木裕子さんが賢治の『注文の多い料理店』の朗読をされたのですが、それを聞きに行った方が帰りに当店に寄ってくださいましたが、お一方が中軽井沢のパン屋「ハルタ」さんの「塩ラスク」をお土産に買ってきてくださいました。理由は「面白そうだから」。その名のとおり塩味のラスクだったんですが、初め躊躇したものの、かなり癖になる味で番頭とあっという間に平らげてしまい、写真はありません。いけますよ、これは。
確かに「おまけ」に弱いとはいえ、いまだかつてこういうグッズ目当てでハンバーガーを食べることなどは無かった私ですが、ついにやってしまいました。13、14日限定でゴルフの石川選手の真っ赤なクリアファイル、それどころか番頭にも無理やり食べさせて2枚手に入れました。これほど全身「赤」のウエアが似合う人も無いんじゃないかな・・・。今は亡き何事も辛口の関西の大御所も石川選手のことだけは褒めていましたっけ。アレだけのコメントが言える若者はたいしたもんだと。ただCMに出すぎてはいかんととも言っていましたが、嫁はそのCMにまんまとはまっている訳で・・・。たまたま大賀ホールに駆けつける日がおまけの該当日だったのです《汗》。
色といい、柄といい元気が出そうなファイルです。