otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2017-01-01から1年間の記事一覧

栞 という手紙

店で本を買ってくださった方、あるいは通信販売で購入いただいた方に、栞を同封しています。 初代栞作成は義父と私。二代目は実父と私。その実父が施設に入ることになって、はさみを持ち込めず、基本的にはここ一年は私がひとりで細々とやっています。施設で…

バロック音楽が似合う年の暮れ

まだ数日今年は残っていますが、今日が最終の平日とあって、本屋ほ発送業務をバタバタやっています。郵便局は今年の年賀状の期限付き52円のせいか、宅急便の値上げによるゆうパックの需要のせいか、局員さんにツカレが見えます。一年間お世話になりました。 …

変らないものと変わっていくもの

カウントダウンも大詰め。恒例の主婦業の修行月間により、あれこれやっております。何事も締切がないとちゃんとやらないものでして… 本屋の助っ人のみなさん、清掃隊長のFさんの応援もあって、なんとかかたちが出来てきました。 明日お飾りを玄関につけて、…

浅間様 asamasama

日本海方面は強い寒波に見舞われて、日本列島震え上がっています。すでにここ地面は二、三度白くなっていますが、今回は毎日晴天です。北風は猛烈に寒く強く、浅間のてっぺんは雪煙と噴煙でうじゃうじゃですけれど。 あの風音からして、寒波はすぐそこまで来…

しわすではなくて師走

このあたりの初冬らしく、連日ほぼ晴れです。地上の緑は消えても空が青く、しかもさえぎる物の少ない一番青の良く見える季節。青は気持ちのいい色です。朝早くは霧氷も綺麗です。零下の朝が増えてきました。 以前にも書いたと思いますが、追分は意外に霧氷は…

冬の足音

今日は祝日と週末の谷間のわずかな平日;金曜日。 番頭さんは東京出張で、Nさんは私用で休みとあって、私は一人店番でした。 いざ11時過ぎに徒歩で出勤と思ったら、ふと見たら外は吹雪いているではありませんか。 慌ててジャンパーをフード付きのスキー用に…

水鏡のごとく

夏の長雨の影響か、秋の台風の時の大雨のせいか、あるいは相乗的に土中の水分量が飽和状態になったせいか、今年は710の前の池がいっぱい、本当に地面すれすれで満水です。 夏の間はもが大量に発生してしまって、あまり見栄えの良くない状態でしたが、寒冷地…

目くらましの西日

ついに11月半ばとなり、油やの清掃はおおむね終了。 水抜きの作業の順番待ちです。 明日あたりから寒気が入ってくるらしいので、水抜きと車のタイヤ交換は待ったなしとなってきています。 ←ついにスマートホンで撮影しました。油や黄昏油や内は現在お預かり…

立冬が温かいと…

油やを閉めて、掃除片付けに入ってから、結構好天の日が多く、皆様に恨まれていますが、実は館内は外よりも寒くて、長時間作業する事が出来ません。 やはり水抜きまでのカウントダウンは始まっています。本屋はこの秋からは今まで閉まっていた月曜日も開けて…

金色の雨

15日降り続いた雨が止んで、木枯らしが吹いて、ついに金色の針が降り注ぎ始めました。 15日間もふったというのに、池こそ満水ですが、地上に落ちた落ち葉は水分が抜けてもうからから。地上に落ちて間もなく色あせて丸まってしまいます。ドングリや、小枝や…

久々の青、そして白

久々の秋の高い空が戻ってきました。 白い山もくっきり。 昨日スーパーマーケットの駐車場より垣間見えたので、白いことはわかっていたけれど、青い空をバックにした姿は格別です。 まだ落葉は三分の二くらいでまだ緑の樹もあるので、鮮やかなコントラストは…

青不足の日々

先週は定休日が晴れた以外、ずっと雨でした。京都から来ていただいた一進の作家さんには申し訳なし。ルーサイトギャラリーの展示は二週ですが、せめて後半はOKのはずが、あれまた台風!の気配。富士山、浅間山も初冠雪したものの、まだ台風が来る可能性が…

奇蹟の青空

毎日雨の中で店を開けています。今日は気温も低く、日中で10℃以下でした。天気予報も当分傘マークばかりが見えていて、お天道様は見当たらず。ギャラリー・一進とルーサイトの作家さんに申し訳なく思っています。 文化磁場油やも残りあと2週間となりまし…

小僧グッズ

飯島洋子さんが生み出してくださった「油小僧」は文化磁場油やのパンフレットに登場したり、版画になったりと大活躍ですが、ついにトートバックになりました。 古本屋オリジナルトートバックとして発売されます。 ミッドナイトブルーという紺のキャンバス地…

旅する蝶のくる村

文化磁場油やに来てくださるお客様に、追分でアサギマダラの乱舞が見られると伺い、早速行ってみました。 8月に雨が多かった分、9月は比較的晴天の日が多い追分でしたが、9月の最後の週は、とりわけ気温が下がったこともあって、碧空が望めました。 山もくっ…

実りの秋

事情があって、夜の営業の臨時休業をしていた蕎麦屋「ささくら」さんに、久々に灯りがともりました。 ささくらさんあっての、油やですから、本当に有り難いです。 女将さんの怪我が原因と聞いています。 どうか無理なさらず、ゆるゆると。もっとも人気店でそ…

蒼い空

この青をどれほど待ていたでしょう。 少々欝な9月には、青が特効薬です。無事にマラソン営業を終え、秋に突入しました。 文化磁場油やの今年の営業もそのマラソン営業と同じ日数。 無事に完走できますように。緑のドングリがばらばら落下、屋根を叩いていま…

名残惜しい夏色

雨天続きの盛夏は、普段でも見づらい山をほとんど見ないまま、8月のおしまいになろうとしています。山欠乏症(通称:山欠)がFBで取り上げられたりしています。本当に青い空と山姿を見ぬまま、秋に突入していきます。今日は、早朝から強制的に目覚めさせられ…

ずっとずっとの滴る日々

日記をかなりサボっていたのですが、前回の日記のタイトルも、水に関わるものでした。 思えば、この間ずっと水との戦いでした。そしてまだ続行中です。天神桟敷を作ったものの、そこもなかなか使えずにいます。 カビもあちこちに発生して、掃除に追われてい…

水の滴る週末

先週の日曜:馬子唄道中も記憶の中では初めて、雨でスタートしました。 朝8:45から村中線通行止めとなったものの、子供たちのプログラムが雨で中止となり、なんとか馬子唄道中だけが敢行されました。油やに嫁入り行列が入ってきて、今年は写真撮影もあり…

いよいよ盛夏なり

いよいよ明日から9月4日までの45日間マラソン営業がスタートします。 その寸前の一日は、ちょっと緩やかに過ごしました。東京の市場に赴く番頭さんに佐久まで車で送ってもらって、月一の膝の定期診察へ。これからの日々に備えて薬も処方してもらい、リハビリ…

土の上を歩く

私事で恐縮ながら、ホームで生活している母が外出許可をもらって、二泊だけ山へやってきた。 本人は10年ぶりと言っていたが、実際は2012年以来であるらしく、つまり5年ぶりである。やってきたのは梅雨とは思えないくらい雨のない数日間のことで、追分…

晴れ間に

冊子の編集の末席におり、ちょこちょことお手伝いをしていました。 無事、昨日入稿!!ささやかにメデタイ。 校正をやっているうちに、首がこりまくっています。ふと気が付いたら、もう7月に突入していました。今日は7日、七夕です。 九州の豪雨の被害のす…

緑の霧が立ち込める中

大変ご無沙汰でございます。 元気にはしておりますが、シーズン前にすでに少々くたばっております。冊子を発行することになりました。 創刊ですので、難産の様相を呈していますが、できる限りいいものにしようという努力が、今まさに実を結ぼうとしています…

三年後かあ

三年後の今日は東京オリンピックの開会式なんだそう。 会場から離れたここでは、昨今の都内の工事も遠く、実感はあまりないけれど、その日までに、あと2回ビエンナーレを計画したり、ホンモノ市を3回開催するかと思うと、まだまだ先の感じもします。 それ…

鈴の連想

追分地区で、このところ俄かに別荘地として売地の看板があちらこちらに立っている。 林を整理する箇所も増えている。 何十年と放置してあったあちらこちらの林に手が入り始めている。一方、熊が白昼目撃された。 石尊山登山道入り口から北へ300mだという…

アヤメの似合う館

今年も咲きました。アヤメ。 毎年ここに出現します。そしてこの風景大きく変わりました。 テラスにベンチが着いたのです。 実はこの後ターフが付きます。 この風景は、今限定なのです。

ハリエンジュ道中

今日は午前中にあれこれ仕事をしてから、午後久々の行楽へ。 サントミューゼ上田市立美術館へ念願の「吉田博展」を見に行ってきました。 テレビの日曜美術館で吉田博を知り、展覧会が上田に巡回するのを知り、前々から是非行きたいと思っていました。GWか…

薫風、ハルゼミ、松のくしゃみ

一雨ごとに、緑が深まります。 郭公の声が聞こえなくなり、ハルゼミ時雨が林に輪唱のように響いています。 キビタキが負けじと声を張り上げています。先日はやけに煙っているなと思ったら、なんと松の花が花粉を一斉に飛ばしていました。 まるでくしゃみをす…

若葉に染まる宿場

次から次から緑が吹き出してきて、高木も含めて、芽吹いていないものは無くなったようです。 そこいらじゅうが緑で、空気すら緑に見えてきます。木陰を歩くとわが身も染まりそうなくらいです。林は凄く賑やかです。キビタキは甲高くピイピイ言ってますし、郭…