otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

冬の足音


今日は祝日と週末の谷間のわずかな平日;金曜日。
番頭さんは東京出張で、Nさんは私用で休みとあって、私は一人店番でした。
いざ11時過ぎに徒歩で出勤と思ったら、ふと見たら外は吹雪いているではありませんか。
慌ててジャンパーをフード付きのスキー用に替え、手提げを両手が空くようにリュックに替えて、ブーツを履いて出勤です。玄関前でぱちり。
村中まで降りて行ったら、次第に雪はどこかへ行ってしまい、冷気だけが漂ってました。
寿美やサンが空いていたので、Kさんが店番。ミカンと柿を買って、少しおしゃべり。11月いっぱいの営業ということです。
ソンなわけで、開店は少々遅刻。鍵を開けると早速お問い合わせの電話が入りました。
慌てて暖簾をだし、薪ストーブを焚いて開店。ブラックフライデーとやらで、軽井沢の方は混雑しているのでしょうが、追分は静かなもの。ささくらさんの駐車場はびったりと車が入っています。
それにしてもブラックフライデーなんて、また新たにこんなものが導入されて!アメリカではなんて言ってますが、アメリカでは聞いたことはあまりなかったような…ちょっと呆れます。ハロウイーンもしかり、付き合いが良すぎ!です。日本は歳末大売り出しでいいのでは??
アメリカではサンクスギビングデーとクリスマスとユダヤ人のハヌカーで、秋はホリデーシーズンでにぎわっているのは事実ですが。
とまあぶつぶつ言いながら店番。

今日は貴重な平日なので、通信販売の発送を頑張って荷造りをして、Mさんに寄ってもらって、発送に行って来てもらいました。新たな入力チームを結成してから、通販の注文はお蔭様で増えています。小さな店では発送作業もアナログ作業ですが、きっちり丁寧にやることで、気持ちは届くと思って励んでいます。
春から半年はほとんど本屋は手伝えないので、冬の間は本屋業を真面目に取り組んでいます。

閉店する頃、また雪が舞ってきました。
コートを着込んで、林道までの山道を冬の足音を聞きつつ、登って行きました。
まだ足元はドライなので坂道もそんなに危なくありませんが、雪に覆われていないと、夜は本当に真っ暗。外灯がないところでは懐中電灯を点けました。
…ある意味ブラックフライデーでありました。ははは。。。。