otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

屋根のないアトリエにて

なぜこの何もない追分村に、かつての文人や詩人、アーティストが集まってきたのかなと、立原道造の卒業制作の舞台にこの地を選ばれたのかなと、加藤周一がここでの思索を好んだのかなと。 私なりに考えてみたら、一言で言うならここには何もなかったからだと…

緑陰と本と

一層緑の濃い季節になりました。梅雨の時期は我々にはただただうっとうしいですが、自然にとっては自動散水の時期というわけで、日々怖いくらい緑が増殖しています。おそらく夏至の前後の今が一番成長期です。おかげですっかり緑陰ができました。来週日曜日…

山の恵みの入った箱

東北大震災の発生の翌日、長野県北部の栄村でも大きな地震が起こり、家屋や田畑に大きな被害が出ました。亡くなった方の数が東北のほうが甚大で、被害も広範囲で、放射能の問題も追い討ちをかけ、栄村の被害はかすんでしまい、ほとんど報道もされていません…

BGMは蝉時雨〜〜

今日は番頭が松本の市場へ出向き、私は発送担当。天気予報では曇りのち雨なのに、午前中はせみ時雨が煩い!!ほどです。これならまだ雨は大丈夫と、久々に緑の王国(=国有林)を歩きました。 ■登山道入り口 登山道は両脇から草木が生い茂り、人が一人歩くの…

アヤメ原になる日は

追分の1000m林道の石尊山登山道入り口の東側から500mほど国有林が1000m林道に接しているところがあります。その昔ここはずっと追分原という名の如く草原が広がっていました。天領として牧場だったこともあることが、「駒飼いの土手」という遺構によって…

みどりの園芸教室

今年はじめての永楽屋ガーデンさんの園芸教室は、予約がめまぐるしく入れ替わり気をもみましたが、当日飛び込みもあり、結局5名でちょうど良い人数で行われました。初参加の方が多かったので恒例の「土の話」からスタート。実はこの「土の話」がとても肝心…

ハルゼミ と JAZZ

来るであろう最盛期まであと約二ヶ月。この間は案外軽井沢の穴場です。人が少なくてゆったりできます。さらにスノータイヤである必要はないし、水道が凍る心配もないし、ストーブの薪の蓄えも気遣わなくて良く、雨の備えだけしていれば良いのですと書くと呆…

緑のなかで緑を学ぶ

来る6月5日《日》は今年第一回の園芸教室です。本日の「さくだいら通信」にも載ったので、お申し込みの連絡をいただきましたが、資材の用意の関係もあり、できればお申し込みは明日夕方までにお願い致します。 ☆第1回『花木と語らう緑の園芸教室』 講師は…

雨の中を歩こう会

震災の後ということもあって延期となっていた{第二回信濃追分歩こう会」が行われました。雨天になる可能性も大きく気温も低い中でしたが、予定を上回る23名の参加がありました。通常ドタキャンもあって減るのですが、今回は悪天に関わらず当日に増えまし…