otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2005-01-01から1年間の記事一覧

闇夜のカラスではなく、月夜のカラス

温暖化により夜に闇が無くなり、繁華街などで、本来は夜はあまり活動しない野鳥が夜にも騒いだりしている現象が起こったということを、聞いたことがあった。 が、昨晩(23日)は真夜中にカラスが数羽、近所で鳴きあっていた。あたりには小さな公園も、大きな…

ちょっと「新宿古書展」まで

一週間の静養期間もそろそろお終い。なんとか快方に向かっている亭主の外出のリハビリを兼ねて(明日から出勤!)、神保町に昨日行ってきた。全国的に寒波に見舞われているが、せめて寒くとも晴れているのは助かる。(気分的にも)日曜は中央線快速は止まら…

『ブックカフェものがたり』を読んだ。

『ブックカフェものがたり』(幻戯書房/矢部智子・今井京助ほか) 2005(¥1900+税) まあ、さまざまな店があるものだなあ。私はまだ自分の行きつけの「ブックカフェ」を持たないけれど、この本に掲載されている「ブックカフェ」のどれもが、本のこれから生…

食事をしっかり作る日々

亭主の皮膚炎が悪化して、今週は自宅で静養中。一方、高1の息子は二学期の期末テストが終わったとたん、サッカー部の合宿へ出かけて行って、我が家は急に療養所モードになった。 早朝起きて弁当と朝食を作ると、夜八時頃に夕食を出すまで、台所には立たない…

報道について(今日はまじめに)

今日は少し真剣に書いてみようと思う。 情報がこれだけ溢れている現代、沢山あるから大いに参考になっているかというと、どちらかというと、単にその情報に振り回されているばかりではないだろうか? 昨今の子供を巻き添えにした事件に関していえば、特に事…

小さくて大きな世界

所属している環境団体で、昆虫写真家の海野和男さんをお招きして、デジタル写真講演とカメラ講座を開催した。海野さんは昨年に続き二回目だが、本当にお忙しい方で、今日もホンジュラスからお帰りになったばかりだった。アトリエは小諸だから、この温度差を…

内的世界へ

自然観察の会の引率のボランティアがあったが、家人の体調が芳しくなくて、一日留守にはできないので、頼まれている印刷物を届けに、JR高尾駅まで往復することに。片道40分ほどかかるが、下り線なのでおそらく座れるので、車中で読む本を持った。意外にも郊…

群青のとき

12月5日の続き とっぷり暮れてもまだそんなに遅くなかったりする、闇の長い今日この頃である。Yシャツのストックを切らしてクリーニング屋やさんに明日の朝の分を取りにいく。だいぶ葉の落ちたケヤキのシルエットを仰ぎ見ながら坂を上ったところで、正面の夜…

天高くケヤキが舞い落ちる師走晴れ

昨日は久しぶりのお湿りで、寒く暗い日だったが、家族そろって何の予定もない日曜日のおかげで、みんなで朝寝をして、うだうだ過ごす。それぞれに疲れが溜まっている模様。 コタツの布団を出してきて、テレビをつけたら、国立でラグビーの早明戦。白い息をは…

晩秋の野川公園へ

自然観察会の下見に、野川公園に行ってきた。春とはまた違って、ちょっと物寂しい、でも沢山の実に出会えてそれはそれでちょっと嬉しい散策だった。川の土手に座って、横笛を吹く方があり、なんとも風雅なまるで徒然草の世界であった。 名の由来がいまだから…

ケヤキはなんて。

自宅のアパートのすぐ近くに、それは立派なケヤキの大木がある。杉並区は、阿佐ヶ谷駅から区役所までの中杉通りもケヤキ並木だし、善福寺緑地にもケヤキは沢山みられるけれど、この大木はなかでも立派な方だ。その樹形の美しさは、刈り込みも何もしない天然…

天高く我肥ゆる秋ってほんと

最近、冬物を出してきては、鬱々としている。サ、サ、サイズが…合わない。50を前にして、目論見もしないのに、着々と貯めこんでいる。私だけではない、連れ合いもだ。まずいと思う、これは。でもどうにも止まらない。断食でもしようかしらというぐらい差し…

なんだか暗い

息子はサッカーの試合に出かけていった。我々は今日は家でのんびり。雲が垂れ込めて、なんだか暗い寒い日曜日。亭主は雨が降る前に、高円寺の古本市へ。収穫なしと帰還。午後から、雨。時には強く。買い物に行く気にならず、晩御飯は冷蔵庫の有り合わせで済…

高原はそろそろ店じまい

秋らしいいい日となった。寿美や工芸店が今週末で、今期の営業を終了。冬眠に入るのだ。ショッピングセンター店は一年中開いているが、追分ではちょっと無理。閉めたほうが無難。なにしろ閑古鳥どころか、熊も来ない。それで、ラスト2日は売り尽くしで30%…

追分行

11月4日、軽井沢で午前中に人に会う約束をしていたので、朝5:30におきて、コーヒーをポットに詰めて、6:30には車で出発した。気持ちのいい秋の朝、まだ窓ガラスが露で濡れている。通勤通学にはまだ少し早い静かな町を抜けて、大泉から関越道に入る。…

ねずみ捕獲騒動

連れ合いに休みが取れて、ちょうど息子は文化祭の最中なので、その息子と猫をおいて、追分に遊びに行ってくることに。テスト中ではちょっとね。世間は無理をすれば連休ということで、折から行楽の季節だが、あいにくお天気はあまり芳しい予報ではない。 11月…

あたら・さん

雑誌「暮らしの手帖」に「あたらさん」という別冊がでるという。正確にはもう出ているはず。それがなんと、我が故郷信濃追分に編集室を構えることになったのだというから、驚きである。(「暮らしの手帖」は、私がもっとも崇拝する雑誌である。) しかも、し…

豊作な年はねずみ年

昨日のこと、自然観察会の手伝いで、大宮八幡神社あたりを散策したが、今年はどの木にも実・種がたわわに実っているので驚いた。聞くと白神山あたりでもぶながやはり実を沢山付けたとのことで、これは全国的な傾向らしいが、こういう年は熊はあまり里に下り…

神田古本まつり

古本まつりに行ってきた。第46回にもなるんだこれが。(東京名物!?)亭主が先に行き、私は地元で自然観察会の手伝いのボランティアがあったので、午後から行って合流する。思ったより午前中はましなお天気だったこともあって、しかも古本まつりにあわせ…

『チェコのマッチラベル』

ナンダロウさんのこの本は、出て早々に、行きつけの古本屋さん(さてどこでしょう)で、早速購入した私だが、なんとFelissimo;フェリシモという通信販売(正確には定期的通販??)の冊子に、この本がお勧めとして載っていたので、ちょいとびっくり。 なに…

スタンプ作成なかなか楽しい♪

「アンダーグラウンド・ブックカフェ」でのイベントとして、ブックカバーを作ろうというものがあり、消しゴムでスタンプをつくる講座があったので、こういったものには目がない私は早速申し込んだら、なんと一番だったとか。16日の3時から古書会館で。 アン…

なーんだ!

昨日、白い金木犀を見たということを書いたけれど、それは「銀木犀」と言うのだそうです!なるほど。「金・木犀」だったのですね。ちなみに「銀木犀」のほうが早生なのだとか。そして今年はどちらも開花は遅いということです。夜遅くからは、雨でしょう…とは…

金木犀の香り

「霧吹きで吹いたような雨」と言った予報士さんがいたけれど、まさにそういった感じのこの一両日だったが、今朝の様子で、まさか雨があっさり上がるとは思わなかった。家人に傘を持たせてしまったが、果たして持ち帰るのやら…。 雨上がりを歩いていたら、金…

虫たちの世界

9月にはいって、私の所属する市民環境団体で、プロのナチュラリストの佐々木洋(ささき・ひろし)さんにお話を伺う機会があって、そこで、私の長年のなぞがひとつ明らかになった。 そのなぞの正体は、「アオマツムシ」。 都会でも秋ともなると、エンマコオロ…

早稲田青空古本まつり

さあ、お彼岸を過ぎ、心地よい季節になってきました。近所の八幡神社では大祭が行われているらしく、時折お囃子の音が風に乗って聞こえてきます。 東京を代表する2大古本まつりのひとつ、「早稲田青空古本祭」(今年が第20回目となるんだそうだ)が、10月…

人間界のあやうい頃なり

恒例では13日の朝9:00には、信州の先祖のお墓の前にいる事になっていたが、今年は都合があってパスしたのだが、ちょっと後ろめたい感じもあり、午前中は静かにしていた。全く習慣というものは恐ろしい。 祖母がいた頃は、お盆は実に賑やかだった。その…

早速、スキップ!

ブログ3日目にして、連続することの難しさに直面。<反省>まあ、のんびり行くとするか。家人がこの前まで入院していて、退院後10日目の今日、午後外来へ来る様にとのこと。一応予約があるので、やたらに待たされる事はないが、遅刻しては大変なので、ゆ…

祝!無事帰還。

今日は曇り空。暑い葉は暑いが、ぎらぎらの陽射しがないだけでも、ちょっとひと落ちつき。関東も山側では、局所的に雷雲に驚かされているらしいが、東京はちょっとだけの降雨、もう少し欲しかった!なあ。仕方なく毎日打ち水、打ち水。7月半ばに家人に病人…

イヤーついに、手を出したのでした。

今まで、「絶対やらない!!」と豪語していましたが、魔が差したというか、お盆も近く…って、まあどうでも良いのですが、ついにダイアリーに手を出してしまいました。何事もやって見れば、それはそれで「新たな発見もある」というものだろうと、言い訳をくっ…