otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

天高くケヤキが舞い落ちる師走晴れ

 昨日は久しぶりのお湿りで、寒く暗い日だったが、家族そろって何の予定もない日曜日のおかげで、みんなで朝寝をして、うだうだ過ごす。それぞれに疲れが溜まっている模様。
 コタツの布団を出してきて、テレビをつけたら、国立でラグビー早明戦。白い息をはきながら突進する男たちに、ついつい見入る。早稲田の圧勝。清宮監督の相変わらずカッコイイ!こと。早稲田の練習グラウンドはわりと近いし、お隣の息子さんも選手だったし、ついひいきして見てしまう。聞くところによると、清宮監督になってから、練習方法がいままでとは大きく変わり、体を作る時間が増え、実際にグラウンドに出る時間はわずかになり、その分集中度が高まったとか。なるほど。
 夜は、土曜日水餃子、日曜日たこ焼きと、週末ならではのメニュウ。我が家特製は、どちらにもキャベツとにらと煮干粉、にんにくがたっぷり入っている。たこ焼きは、息子が作るのを手伝ってくれる数少ないメニュウだ。
 外は一日寒く、暗かったが、出ずに済ませてしまった。布団に入ってからも結構雨の音がしていたような、あれは夢?
 明けて今日は、雲ひとつない青空。気持ちいい。ごみを出しに外へ出たら、ケヤキの大木から褐色の落ち葉が絶え間なく降ってくる。二三枚小さな葉を付けて、種もついた天然の追羽根がくるくる舞いながら落ちてくる。少しでも遠くに遠くに飛ばせたいのだなと思った。
ケヤキの落葉は種まきでもあるのだから。門出にふさわしい美しい冬の朝だった。
 さてと、たまった洗濯をするか。
 きらきらの太陽をみると元気の出る単純な私である。