otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

晩秋の野川公園へ

 自然観察会の下見に、野川公園に行ってきた。春とはまた違って、ちょっと物寂しい、でも沢山の実に出会えてそれはそれでちょっと嬉しい散策だった。川の土手に座って、横笛を吹く方があり、なんとも風雅なまるで徒然草の世界であった。

  • 名の由来がいまだからこそ良くわかるカラスノゴマ
  • 朱色のカラスウリは天然のオーナメント
  • 鈴なりの実をつけているマユミ
  • しぼんだゴーヤのような形の殻の中に、綿毛のついた種を畳み込んだガガイモ
  • ビーズにできそうなコムラサキ
  • イヌツゲの黒い実はゴージャスなネックレスになりそう。
  • ヤブランの黒い実も、なかなか素敵
  • 野菊(リュウノウギク)にあそぶツマグロヒョウモンヤマトシジミ(蝶)
  • 人なつこいというか、もう衰えかけているアカトンボ
  • でっかい網を張ってお待ちかねの女郎蜘蛛
  • オナモミは引っ付き虫の代表
  • イヤリングにはヤブヘビイチゴの赤い実はいかが。
  • タツムリが柳の木の樹皮の溝の中で、冬眠中?
  • 秋といえば、ススキの穂に、リンドウの花!

真っ青な空のもと、いい日和だったが、午後二時をまわるとぐんぐん冷えてきた。
いつの間にか笛の名手はいなくなっていた。
夕闇がみるみる襲い掛かって来る中、住宅街をぬけ最寄の駅まで歩く足が急ぎ足になっていた。寒〜い!!