otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

落葉と少女とねこ

黄色も紅も、もう見当たらなくなりました。あたり一面褐色の世界です。晴れると灰褐色の落ち葉は乾いて足が沈むくらいふんわり地面に積もっていますし、雨が降れば俄然輝きだして、しっとりした空気にまで褐色が溶け出してくるようです。早朝に外に出てみれ…

コタツの周りに本を積む

麦小舎さんによると北側はとっくに白い浅間山ですが、南山麓で雪化粧がしっかりと見られたのは今朝が初めてです。まだまだちょび髭のような冠雪ですが。いよいよ白い季節の始まりです。 カントリープレス社のフリーペーパー「日和」(月刊基本)の日和文庫の…

All in one*day

珍しく霧が林間をまいた乳白色の朝でした。 ふと見たら、小雪が舞っていたけど、積りはしないで、カラカラの葉を濡らす程度。 雪は止んだ曇り空のなかを開店。あらら、少し大きめの雪が降っている・・・ それが雨に変わったのが午後一時頃。雪ならいいけど、…

おみやげは嬉し。あれこれ

店を開いていると、サラリーマン時代には無かった「人との交流」があります。形式ばったお中元や何かのお返しというのではなく、思いがけないちょっとした手土産は、申し訳なく思いつつも、いただくと嬉しくて。 長年自宅の本棚の整理がつかなくて思案してお…

いつになく静かな木曜日

乾燥した日々が続いています。もはや雲になる水分もあまり無いらしいし、風向きのせいか浅間山の噴煙もろくに見えず、落ち葉の上を歩くとさくさく、ぱりパリ言っています。 林ではついに、しんがりの落葉松の黄葉がはじまり、色づいてきたと思ったら早くも黄…

つないでいくこと・・・

二週間ぶりの東京市場のあと、追分に戻っていく本満載の車を見送って、私は踵をかえして地下鉄の入り口に入り、夕時のラッシュに潜り込んで鉄沿線の実家に顔を出してきました。前回帰ったのは夏の繁忙期の前だったので、5ヶ月ほど前ころ、その間病気もした…

一枚の葉の重さ

ついに最低気温が零下の日もあるようになり、薪ストーブを焚き始めました。 週末や祝日を利用して、別荘を閉めに見える方も多い11月です。単なる片づけや戸締りだけではなく、水抜きをするので、春までは使わないというきっちりとしたけじめがここにありま…

ほんとうの千秋楽

例年11月23日に感謝祭をやってきましたが、今年は予想外の展開も多々あり、現在の河村目呂二・岡田英人展「あけび、秋色、浅間山」が最後のイベントです。いよいよ明日11月3日(祝)がその最終日ですので、つまりコロニーの今年のイベント千秋楽とな…