otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2008-01-01から1年間の記事一覧

腹と心を満たすために

■雪の上の足跡;鳥編 朝起きたら小雪が舞っており、一瞬ぎょっとしたが、大事には至らず。お蔭様で無事今年最後の開店ができた。昨日遅くに東京から戻ってきた少年Rは、東北方面の雪による遅れとと長野新幹線の故障によるダイヤの乱れのニュースをラジオで聞…

わらじは何足?

■ヤドリギにたかられて→ 冬の軽井沢はほとんどのものが休止状態となるが、唯一稼動しているのがウインタースポーツ。かつてはここはスケート王国であった。千ヶ滝スケートセンターには浅間山のよく見える屋外のスピードスケート用のトラックリンクと、屋根付…

白いふりかけ・。・。・

■こちらは西南に沈む夕陽。この時まだ雪は降っていた→昨日今日と変則営業を行ってみたが、12月に入ってからの平日:木、金曜日よりは来店者は多いように思う。ご来店有難うございました。追分の火曜日はもともと静かだが、今日は蕎麦屋のささくらさんも開…

楽しそうな旅のお手伝い

光(魅力)あるものを観ることを[観光]という。観光といえば、神社仏閣、史跡や、名所というところの奇岩だったり絶景だったり、それらの観光資源をめぐり(見る)、食べる、遊ぶで「る・る・ぶ」となる。 経済状況が極めて悪い状況に陥った現状だからこそ、…

★の数>家の灯かり

◆東南の林の向こうより朝陽が 気温が緩んでくれたお陰で雪が消え、道路も乾き、危ういリンク上生活から脱出することができた。今のところ天気予報には雪だるまではなく傘マークが見える年の瀬。年末に関西に帰省する時までこのままであれば、金沢周りで行け…

本を贈ること

本を人にプレゼントすることはかなり難しい、特に読み物は。以前角田光代さんも自分がすごく面白いと思って人に薦めて、人それぞれとは思っていても、その思いが伝わらないときがいやなので、一番気に入っている本はあえて薦めないと言っておられた。なるほ…

いつまでも白くはないのだ

「水曜の予報は雨」にはどきどきしたが「雨」だった。つまりこうである。県内の他のところが雨でもここは雪かもしれず、完全に消えないうちにまたかと思っていたのだ。しかし、雨音は聞こえてきた♪木立の上の雪は昨日までにほとんど消えた。北側の屋根の雪も…

雪から氷へ

朝起きたら、まさかの雪景色にびっくり。しかも細かい雪が果てしなく降りかかっており、これからさらに積もりそう。サラリーマン時代なら日曜だし、蒲団被って寝込んでしまいたいところだが、大事な営業日なのであった。 開店ぎりぎりに滑り込む重役出勤と、…

食べられる?

ラジオから聞こえて来た一行の台詞を一日中反芻していた。おりこみ都々逸の句の選者が番組の最後に言ったものだ。「言葉を食べることができるのは人間だけ。」そうせっかくだから、味わって食べたいものだ。 ちょっと待てよ、ブログを書くのも怖くなった。食…

掃除日和といわないで

一時、休刊となっていたカントリープレス社のフリーペーパー『日和』が復刊した。今までとおなじように「日和文庫」を担当することに。 今回は当店が「日和文庫」の棚にさした本はこの二冊。あまり時間がなかったので、新刊本コーナーの中から選んだ。 『ム…

のれんを揺らすのは風ばかり・・

全国的に暖かいらしいが、ここでは朝はちゃんと霜がおりていたし、水盤には薄い氷もはっていたが、さすがに数日前のような凍てついた感じはない。靴底から伝わる土の感触がまったく違い柔らかだ。先週などコンクリート並みの硬さだった。 朝陽が上ってくると…

クリスマス・ツリー

無彩色の林の中で、威風堂々としているのは樅の木だ。 強い風が吹いても、しなることもせず、雪が降りその枝にたっぷりの雪を被ってもびくともしない。何重にもパラソルを挿すように枝を広げて、しかも常緑樹なのでびっしり葉がついて、容易に幹に近づくこと…

氷の融けない日

ついにきました−10℃。やけに朝から天気がいいとは思っていたが、雲もなく、風もなく放射冷却がばっちりであった模様。山荘の北側には、真っ青な空をバックに白銀の山が光っていた。これから春まで(=5月)飽きるほどこの光景を拝むことができるだろう。屋…

レクイエムの似合う日

天気にやられてしまった魔の金曜日であった。 雨が降ったということは、つまり暖かかったということで、温度計の針も確かにいつもより高いところにあった。北向きの窓から、我が家の煙突から出たばかりの煙が、目前の林に低くたなびいているのが見えたーつま…

みちくさは楽し

ちょうどこの週末は東京にいたので、雑司が谷の「みちくさ市」に行くことができた。当初は週末だからまず無理だと思っていたので嬉しい。 まずは、雨の心配が無いお天気に恵まれて良かった!なにしろ本に水は天敵。今回は雨の場合は次週となるということにな…

時を遡るが

週末だというのに、どうしても出ておきたい会があり、店をN氏に任せて下山した。 朝7:46に西部小学校前停車に乗るべく天気も良いので30分前に出て、歩いていくつもりだったが、車で送ってくれるという。暖かい部屋の中にぎりぎりまでいて、10分前に家を…

縁にて福きたる(追加)

眠り始めた山里には、おやすみなさいを囁くように雪が降った。イベントのわずか2日後である。この時期に遠くから人を招くのはやはりリスクの高いことであったと、いまさらながら恐れおののくが、幸い雪には待ったがかけられたが、この週末町内東端で行われ…

音もなく次の幕は上がった

いやはや、季節はさっさ!と頁をめくる。連休最後の昨日は予想通りとたんに静かになった。それに追い討ちをかけるように、三時ごろから雨が降り始め、やがて白くなり、小雪かと思えば、ずんずん降り積もり、やがて地面は真っ白になった。店を閉めて山小屋に…

落ち葉焚きしながら

≪11月22日のアルバム≫ ■準備のあれこれ 実は朝の地面はまた雪化粧でした→ ■サツマイモはすでに灰のなか。お隣のAさんがジャガイモも焼くと美味しいよと畑で作ったジャガイモを20個差し入れしてくれました。洗ったところ↑。 ■↑参加者が多すぎて機能しな…

こころから感謝祭

イベントには沢山の方にお越し頂き、感謝の気持ちで一杯です。天気も味方してくれて、満天の夜空には、天の川が見えました。みなさんの宿泊先である「いするの家」から山荘へ戻ってきたら、冬のオリオンが頭上に上がってきていました。さぁ、これからも頑張…

いよいよ

22日のイベントのスケジュールに変更があります。 ★星座観察会は、20時〜とお知らせしていましたが「19:00〜」からに変更になります。 予約はしていないが、当日行くかも?と思っている方、どうぞお間違いなく。一時間早くなります。 現在のところ、予…

わずかに銀世界

朝起きたら、銀世界だったのでちょっとびっくり。落ち葉に、葉っぱにうっすらと柔らかく積もり、ちょっと脅かして昼前にはすーっと消えていった。ついに来ましたね。 ■野原ではなく薪小屋の屋根です。 店に行き、今日も落ち葉焚き+焼き芋の訓練をする。(風…

冬将軍のお目覚め

昨日は北風の強い一日だった。 夜になってからは、闇の中でぱららん、ぱららんと落ち葉の上に落ちる音がしていた。雨ではない、雪でもない―氷の粒だろうと思われた。 一夜明けたら庭が凍っていた。野鳥の水盤にも厚い氷が張っていた。 ベランダに置いておい…

種まぶしのネコと○○○

自然界(地面の上)は店じまいに向かってひた走っている昨今。師走(しわす)でなく自走(じわす)か。じゃんじゃんと葉が降りかかり、みるみる地表を覆っている。野鳥用の水盤が黒く見えたので、埃が飛んだかのかと思ってみたら、なんと埃並みの大きさの小…

北極星の方向から届いたものは♪

北軽井沢でブック・カフェ「麦小舎」をやっている藤野さんから、このたび完成した「Forest & me 02」(フォレミ2)が入荷した。 巻頭はTico Moonさん。ハープとギターという弦楽二重奏は本当にやさしい心地よい響きとなる。Tico Moonさんの「Raspberry(ラ…

雨粒のソナタ

冷たい雨が降っていたが、まだ雪ではなく雨なので暖かいということになる。 薪ストーブが調子よく燃えて、鉄瓶からは松風が聞こえて来るようになり、室内は程よく暖まり、裏庭に向いたテーブル席は特等席に。 そんな晩秋の雨の日曜日の午後、あるお客様が窓…

凍った月の涙

「満月は大霜」というらしいが、ついに今朝は零下(−1.4℃)となった。晴天のまま夜が明けて、放射冷却により冷え込んだのだろう。もっとも私が起きた頃には、もう霜は融けていたけれど。ベランダの波板には融けた霜が朝陽に光っていた。それをみたせいか…

小春日和なり

曇った日もいいなどと言いながらも、やはり青空が見られると気持ちよい。太陽が覗くと気温も気分も変わる。太陽はやっぱり凄い。 平日だが、昼過ぎには観光で見えたらしいご婦人のグループなどで店は賑わった。 「この本面白いのよ」 「これ(暮らしの手帖ら…

お知らせ山盛り

東京より戻ってきたら、ポストに「軽井沢新聞11月10日号」が入っていた。ヴェネットという季刊雑誌も出している軽井沢新聞社が毎月発行しているフリーペーパーで、「軽井沢ライフのための情報紙」というサブタイトルがついている。 「街の話題、ニュースあれ…

褐色の林

神保町行きの月曜日。 →■碓氷・軽井沢ICからの巨岩にも黄葉の裾模様 地方・小出版流通センターに寄って、谷口高司さんの『新・山野の鳥』『新・水辺の鳥』を仕入れてから、神保町へ行くことにして、神楽坂を通過する。まだ来たことが無いが、散歩するには面…