otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

のれんを揺らすのは風ばかり・・

otobokecat2008-12-11

全国的に暖かいらしいが、ここでは朝はちゃんと霜がおりていたし、水盤には薄い氷もはっていたが、さすがに数日前のような凍てついた感じはない。靴底から伝わる土の感触がまったく違い柔らかだ。先週などコンクリート並みの硬さだった。
朝陽が上ってくると、霜がついた落ち葉がきらきらと光りながら融けて、みるみるうちに水滴に変身していく。その変り様を見るのが面白くて、カメラを構えて地面にしゃがみこんでいたら、朝の庭遊び中の隣の犬に吼えられた!隣人ぐらい覚えて欲しいものだ。
鳥も早朝から足しげく餌台に来ていたが、屋外に私の姿を見たとたんに声色が変り、あたりの仲間に教えているではないか。餌を出しているのは私なんですけれど。

今日は開店日。月曜に仕入れた荷物の整理もあるので二人で店に出る。
12月1日発行の季刊サルビア11号が入荷。昨日絵本でお勧めした温かみのある色合いと同じでびっくり。セロファンのブックカバーをつけて(これは当店独自のサービスなり)店頭に出す。今回は「かんたん冬の保存食」がテーマ。どれどれと中を見てみると、サルビア給食室のワタナベマキさんが「がんばらないごはんづくり」を提唱している。「保存食はさいしょに手をかける。それからあとは、時間がおいしくしてくれる。」には唸った。一歳のお子さんのお母さんから出た言葉とは思えぬ深〜い言葉だ。レシピの中の黒豆の塩漬けが俄然作りたくなった。明日早速黒豆買ってこよう。
サルビアは、僅か30ページの冊子だが、毎号興味深い特集記事が載っている。当店には常時8割がたのバックナンバーがあるので、レジに聞いてください。一冊;500円。
サルビアhttp://www.salvia.jp/
 
裏庭のボケに「もず」が来た。あらら池の水面を伺っている。まさかメダカを狙っているのでは?あるまいかとちょっと気になるが、ま、なるようになれ。
午後から南風がでて看板が飛んだりしたが、店は(やはり)静かであった…。