otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

緑のピアノ

台風は何時の間にか低気圧に変身してしまったらしく、風はさほどひどくなく、暖簾も看板もすっ飛ばなくて良かったです。 いつもの事ながらビッグイベントの翌日は、少々気が抜けている我々。開店に備えてブックカフェを復元すべく少し早めに行ったら、玄関で…

ノイバラ忌

季節外れに白くなった浅間山でしたが、さすがに数日で消えていく淡雪でしたが、お陰でカメラを構えると雪の白と緑と花とが枠の中に共存しているふしぎな光景を見ることができました。まるでヨーロッパアルプスにでも行ったみたいでした。不運にもこの寒さで…

どうりで涼しい

月曜日は恒例の東京市場行き。今回も麦小舎(KIJI・BOOKS)さんが同行して下さいましたので車中は男列と女列で賑やかでした。 上信越道の窓外には、雨上がりの瑞々しい緑がミズキとフジに彩られて一段と綺麗で、その今一瞬の彩りを満喫しながら下山…

郭公と霧と

タラの芽のてんぷらからわずか一週間。どうもこの間、時間が早回しだったようでした。あっという間に緑化が進み、緑に取り囲まれたという感じです。コナラ、樅、ヒノキなどの花粉も撒き散らされているらしく、水溜りには薄い黄色の粉が浮いています。車も黄…

送春のこころ

熊田千佳慕の言葉―私は虫である (「生きる言葉」シリーズ 求龍堂2010) には、細密な昆虫画家だった熊田千佳慕の真髄が溢れています。クマチカ氏は地面に這いつくばって、虫と同じ目線になると様々なものが見えてくるといいますが、わたしも及ばずながらこの…

桜吹雪のなかで開き直る

満開のサクラに気がつくのが遅くて、なんとすでにはらはらと散り始めています。ひときわ大きいキビタキの声が林に響きわたり、移り行く季節を感じています。 フデリンドウに続いて、クサボケ(→)が咲き始めました。ムラサキケマンも。被災地で失われた図書…

サクラと青い空

週末が二日ともきっちりと晴れてくれました。 地面に落ちたサクラの花房にきがついておそるおそる見上げてみると、頭上はるかなサクラが満開でした。曇りと雨天が続いている間に、サクラが咲いていたのです。(今頃?と言わないで下さい。) このところ地面…

雨の夜には

台風が来ているんですね。台風一号とは聞いても、いつもならまだこの時期は本州の山際に住んでいるものには縁遠いニュースのような気がしますが、この大雨にも関係があるようです。本州に近づかないのもありますが、一体今年は何号まで生まれるのでしょう? …

藤色は初夏の色

今朝は風も無くまさしく五月晴れ!連休中一度もお目にかかれなった好天です。連休終わった翌日というのがなんとも・・・皮肉なこと。まあ雨の月曜日よりは仕事や学校に向かう足どりも軽かったでしょうか? 二週間ぶりに東京市場行きの月曜日。 桜がようやく咲き…

春景色は早回し

大型連休最終日の今朝はこの春一番の青空でした。すでに帰られた方も多いですが、今朝発つ方も知っています。多分、出発の準備をしながら、「ずるーい!!」と叫んでいたことでしょう、彼女なら。昨日寒い中庭仕事をしていたらしいし、ごめん。でも風もある…

春のアルバム

今頃サクラが咲いている場所は他にもあるのでしょうか?晩生もいいところです。今追分ではいっせいに花が咲き始め、密度の高い「春」です。そのかわりめまぐるしくて、写真を撮り損ねるわ、ブログに載せる前に盛りが終わってしまっているわ、なんとも慌しい…

幸福の黄色い鳥?それとも

朝も早くから窓をたたく奴あり。 ソウです今年もキビタキ♂が我が家にやってきました。 実は昨年あたりからキビタキが、窓辺にくるようになっています。二、三年前に探鳥会をやっていた時に、谷口さんに旧東京女子大寮近くの林の中で良い声でさえずっているキ…

ついに緑が湧いてくる

5日間の店頭の苗市が終了したとたん、昨日今日と気温もマイルドな好天が続いて、恨めしいところです。 気温が緩むと長閑さが増しますねぇ。 天気が良いと本屋は静まるかと思いきや、まだ風が冷たいお陰か、今日も一日人の途切れることがありませんでした。ご…

菫の花咲く頃

連休後半が始まりました。あいにくの曇り空ですが、キツネ君が堂々とお腹を出して野外朝寝をしているので、雨の心配はなさそう? →スミマセン!!午後3時頃から小雨降りました。終日太陽は拝めませんでした。 皆さん、本日は苗市最終日です。お見逃しなく! …