otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

桜吹雪のなかで開き直る

otobokecat2011-05-16

満開のサクラに気がつくのが遅くて、なんとすでにはらはらと散り始めています。ひときわ大きいキビタキの声が林に響きわたり、移り行く季節を感じています。
フデリンドウに続いて、クサボケ(→)が咲き始めました。ムラサキケマンも。

被災地で失われた図書館、図書室の数が126にも及ぶという数字をテレビで聞きました。「126」と言う数字が今回の災害が明らかに激甚であることを物語っています。私にはいまだその規模の大きさを想像することができません。

折から春を迎える直前に起こった震災でしたから、その後時の移り変わり、春の美しい風景への変化によって、それが被災地では束の間の被災者の方々への勇気付けになったとは思いますが、残念ながら時は良いところでもとまらない。どんどん暑さの厳しい夏に向けて進んでいきます。
政治家の皆様、つまらぬ責任の押し付けをしている暇はないと思います。とにかくすべては想定外なんだから、この際今までの常識を超えて、マニュアルなんかにとらわれず、時には超法規的に大胆にやって欲しいと思っています。外野も足を引っ張らずサポートしないと。
こういう時だからこそ、被災地以外の場所でも、思い切った判断や動きをすべきだと考えます。この夏に向けてちょっと勇気をだして一歩踏み出してみようかなどと。まあ、サラリーマンを辞めて本屋をするということ自体が、すでに思い切った(あるいは無謀な?)判断ではあるのですが《笑》。
最近取材を受けたり、お客様に聞かれる機会がたまたま重なったので、何でこういうことをやっているのかと言うことを、改めて自問自答したのでした。実はこうなるとはまったく想像もしなかったと言うのが本音です。つまり「下手な考え休みに似たり・・・」
阿蘇山の警戒レベルが引き上げられたとのことだし、浅間山が動き出さないうちに、今やれることは何なのかを考えて、行動してみたいと思っています。そしてとどのつまりはなるようにしかならないかなと。
村中線が綺麗に生まれ変わる工事期間の終了予定は平成24年7月23日。工事中で不便だとか、震災の影響で人が動かないとぼやいてばかりいないで、完成予想図に向けて今準備できることを見つけてやっておこうと思います。被災地に比べれば、恵まれているのは間違いないのだから。

ようやく機械が写真を取り込んでくれましたので、写真を貼りました(汗)。スマートメディアを読み込んでくれる機械はもはや骨董的。だましだまし使っていくしかありません。カメラはまだ動いてくれているのです。