otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

どうりで涼しい

月曜日は恒例の東京市場行き。今回も麦小舎(KIJI・BOOKS)さんが同行して下さいましたので車中は男列と女列で賑やかでした。
上信越道の窓外には、雨上がりの瑞々しい緑がミズキとフジに彩られて一段と綺麗で、その今一瞬の彩りを満喫しながら下山。白い花の季節の到来です。水を思いっきり吸い上げ成長の早いミズキ。人が入り込めない山林では我が物顔ですが、花をつけている今しかその存在はアピールできません。春先の辛夷ヤマフジといいミズキといい逞しさの象徴のような木です。
市場は売りは惨敗。結果論は出品するには日が悪かったということですが、つまりは作戦ミスでしたが。逆に買い入れは思いがけず面白いものが手に入りました。お楽しみに。

私は久々なので実家に一泊して戻ってきました。月曜夜半からの大雨はおさまり、午すぎに軽井沢に着いたらウソのように快晴でした。東京で暑い暑い連発したら、これでも涼しい方ですと言われてしまったのですが、新幹線を降り立ったらやはり文句なくここは涼しい、どころか肌寒い!ほっとしながらしなの鉄道に揺られて中軽井沢あたりから浅間山が見えてきたら、な、なんと雲の端から見えているのは雪肌です追分に着いたら雲も晴れて、堂々と白い山がそこにありました。郭公、田植え、カエルあたりはセットで初夏の気配なのですが、アルプスならともかく標高3000mに満たない浅間山のしかも南麓が5月下旬に白くなるとは!どうりでここは避暑地のわけです。天然クーラーの宣伝写真に使えそうです。