otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

種まぶしのネコと○○○

otobokecat2008-11-18

自然界(地面の上)は店じまいに向かってひた走っている昨今。師走(しわす)でなく自走(じわす)か。じゃんじゃんと葉が降りかかり、みるみる地表を覆っている。野鳥用の水盤が黒く見えたので、埃が飛んだかのかと思ってみたら、なんと埃並みの大きさの小さい虫が水面を一面覆っているのだった。ナンダこれは!!これにはかなりショックを受けた。地面にしゃがんで見ると、どの落ち葉の上にもびっしりとその虫が這い回っているのだ。…めまいがするかと思った。これって異常なのか?私が知らなかっただけなのか?自然に詳しい谷口画伯に聞いてみなくては。どなたか知っている方、教えてください!!
もしこの虫が空中にいたら、散歩している人間の目にも耳にも鼻にも入るだろうが、入ったことは無いので、おそらく地面から湧いて来ているのではないかなぁと勝手に推測する。
この↓黒い点々がすべて虫。鳥肌が立ってしまったのであった。 

霜が数回下りて、ナギナタコウジュの藤紫の花↑だけがかろうじて咲いているが、大概の草はもう立ち枯れている。野辺を歩くとズボンの裾にイネ科の植物のちょっとべたついた種がくっついて来る。ベルが夜遊びして帰ってくると、種を全身にくっつけている。ちょっとやそっとでは落ちない。まさかガムテープで取るわけにも行かず、濡れ布巾でごしごしこするも、べたべたは残り、困ったものだ。
 

夕方ベルがなかなか戻らないので、戸口から耳を澄ますと林の中をがさがさ走り回る動物の気配があるので、屋外に向かって名前を呼んでみたが反応が無い。しばらくしてもう一度様子を伺ってみると、まだ林間を走り回っているらしく、かささ、かささと枯葉の音がする。足音がこちらに向かってきたので、ドアに駆け込んでくるかと思ってみていたら、茂みから出てきた動物ははたと立ち止まった。なんと毛色はベルとそっくりだが、べるではない、そいつはた・ぬ・き!
私と目が合って向こうもたじろいだらしい。こりゃ写真を撮らねばとカメラを取り戻ったら、もうそこには居なかった。

最近、「灰と落ち葉と生ゴミの穴」がなんとなく荒らされて、深く埋めたはずの卵の殻が地表に転がっていたりするので変だなと思っていたが、おそらく君の仕業だな?猪は手は使えないので、器用なことはできない。やれやれこれからはもう少し気をつけてゴミを捨てないといけない。
それにしてもベルはトラネコながら縞模様がボケているので、背中の辺りがたぬきとそっくり!なのであった。
しばらくして本物のベルがでかい声で玄関で入れろと鳴いた。

なんだかろくでもない写真ばかりなので、最後に浅間山の雄姿を。昨日に見た今年二度目の冠雪。