otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

冬将軍のお目覚め

otobokecat2008-11-19

昨日は北風の強い一日だった。
夜になってからは、闇の中でぱららん、ぱららんと落ち葉の上に落ちる音がしていた。雨ではない、雪でもない―氷の粒だろうと思われた。
一夜明けたら庭が凍っていた。野鳥の水盤にも厚い氷が張っていた。
ベランダに置いておいたいろいろなものが凍てついて、慌てて室内に運び込む。
山には雪雲がかかり頂上は見えないが、雲の下から山裾まで雪の降りかかっているのが覗いている。どうやら三度目は本格的。寒波は本当に来たらしい。
数日前に鳥の餌入れにひまわりの種を入れてやったが、本日は朝から食堂は盛況なり。おかげで家の中にいながら、鳥たちが良く見える。ただ水盤が凍ってしまい、鳥たちが水が飲めないのが困った。ヒーターを入れて凍らないようにする優れものもあるらしいが、それも過保護。ここの晴天率は日本一高いので、ソーラーシステムで稼動するのは無いだろうか?
 

ストーブの火を絶やさないように薪をくべているので、部屋の中はこれで十分暖かい。柏木博の『玩物草子』に、氏も薪ストーブを愛用していることが書かれているが、薪の燃えるのを見ているとそこに太陽のエネルギーを感じるとある。なんとご自分で薪も作っておられるとのことで、その思いもひとしおだろう。

ストーブは暖房とともに、いろいろな楽しみを与えてくれます。そしてなによりも、燃える薪の炎を見ていると、太陽の熱を感じます。つまり太陽の熱(エネルギー)を蓄積した木から、それを燃やすことでその蓄積したエネルギーを取り出すのですから、エネルギーの根源は太陽だと感じてしまいます。
柏木博『玩物草子』(平凡社コロナブックス)2008 玩物草子―スプーンから薪ストーブまで、心地良いデザインに囲まれた暮らし (コロナ・ブックス)

昨年度の業界のCO2排出が削減できていないとのことだ。
都市部は無理としても、郊外、地方では薪炭林を復活させ、雑木林の効用とその手入れが進むと良いが。太陽熱はもっと活用していきたいものだ。

朝のうちにここまで書いて、午後は店の裏手で落ち葉焚きのサイト作りをしていたら、にわかに掻き曇りついに里にも雪が舞ってきた。一時吹雪いて地面が真っ白になったが、それにもめげず穴掘りをしていた。焚き火の試運転をしたりしているうちに初雪は消えて、夕方は夕焼けだった。

22日のイベントのスケジュールに変更があります。
★星座観察会は、20時〜とお知らせしていましたが「19:00〜」からに変更になります。
予約いただいている方には、今晩中にお知らせのメールが届く予定です。
予約はしていないが、当日行くかも?と思っている方、どうぞお間違いなく。

現在のところ、予報では晴れのマークが見えています。
どなた様も暖かい格好でお越しください。