otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

白いふりかけ・。・。・

otobokecat2008-12-23

■こちらは西南に沈む夕陽。この時まだ雪は降っていた→

昨日今日と変則営業を行ってみたが、12月に入ってからの平日:木、金曜日よりは来店者は多いように思う。ご来店有難うございました。追分の火曜日はもともと静かだが、今日は蕎麦屋のささくらさんも開店していた。蕎麦屋はここからは忙しいかしら。
しかし、ついに寿美やさんも先の日曜日が今シーズンの最後で、昨年までは冬も頑張っていた時幻さんももう11月で終わってしまい、いよいよというかとっくに?そして当分追分宿は静かな季節に突入だ。

【おしらせ】明日はもともと休みの水曜日ですが、その後の木・金曜日は今週はイレギュラーでお休みです。勝手を言って申し訳ありません。
どうぞお間違いの無いように。実はいつも閉まっている!というお叱りは多々あり、また、叱られそうです。何しろ遠隔地の読者【例えばアメリカ・ワシントンDC】が多いもので、ブログに告知してもどれほどの意味があるのやら…。それでもあえて、
27日(土)28日(日)が今年最後の開店日となります。どうぞよろしく。
 12:00−17:00

昨日今日と私は山荘の片付けを優先して、店には出なかった。まだ開けていない箱があるもので。開封した箱を中を出し、しかるべきところに片付け、空っぽの箱をたたむところまで持って行くのは、難行苦行。引越し荷物を詰めてから8ヶ月が経過し、その間、なくて困ることの無かったものが入っているわけで…。
今日取り組んだ箱は、業者さんが詰めてくれた食器の箱で、割れ物に破損の無いようにきれいに梱包されているので、結構詰め物が多いのがせめてもの救いだった。包みを開けるのはサプライズもあって楽しい、って言ってる場合ではないのだ!なんとか二箱開けただけでどっと疲れ、気分転換に店番のN氏のさし入れを持って夕方の屋外に飛び出したところ、西日の中にきらきら光るのは粉雪だった。厚い雪雲は見当たらない。気温が冷えて空気中の水分が落っこちてきたというところか。白い粉雪は地上にさらさらと音を立ててふりかけられ、融けもせずに雪の消えた褐色の落ち葉の上に、居心地悪そうにじっと乗っかっていた。こう寒くては融けちまうわけにも行かない。

店に着いたら、勝手口にドンとりっぱな葱が箱一杯置いてあった。この店を設計した建築士Mさんからの戴きもの。なんとご自分で栽培したものとか!ずんぐりと太くて美味しそう。早速今晩から頂こう。ご馳走様です。
当店サポーターのAさんが、取り置き本を引き取りに見える。実はこの本、店の棚に入れる前にネットで押さえられた速攻の買い物だった。HPを見ていてくださる方がいるのは有り難い。このようにネットで押さえて、後日店で引き取られるという方も時たまある。ウエルカムです。
本日最後のお客様は「日和」1月号の最後のページを飾っているミュージシャンSHIBATAの宮下さん。ギターと聞いて日頃ギターの練習に余念が無いN氏の目が輝いた。何時の日にかギター持ってここで歌って下さい。

店を閉めてから、クリスマス関連本の撤去をしてから、山荘に引き上げる。
冬至は過ぎてしまったが、かぼちゃを精進揚げにして食らう。とどいたばかりの葱もざくざくと刻んでさっと炒めたら、甘い!

◆そろそろ読もうか本 

それからの海舟 (ちくま文庫)

それからの海舟 (ちくま文庫)