otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2008-01-01から1年間の記事一覧

ついにゼロへ

■サンショウの黄葉→「ゼロ」というのは、へそくりの額ではなく、最低気温が、である。 今日の追分はしんしんと冷えて、雪が降るかと思ったが、さすがにそれはなかった。山は雲の向こうに隠れたきりだったが、林のかなたがやけに白い(ような気がする)。山の…

天高く、ラスト55

■西隣の御代田から見た浅間山(11/6)「55」に何の意味があるのかというと、何も無い。ただ残り50の次の瞬間は49であり、そこからはもう急坂を下るのみと言う感じなので、カウントダウンは55で止めておくことにした。だから55は何なのかというと、2…

暖々・・・

読書週間にちなみ、3日(月)、4日(火)と信濃毎日新聞の文化欄(7面)に「古本を楽しむ」という記事が掲載された。案内人のお二人が、当店にご縁のあるお二人であり、また4日には記事の中に当店も取り上げていただき、身の引き締まる思いで一杯。 (上)…

たまに穴掘り

毎週のイベント開催で、家事はほったらかしとなり、することが山済みでちょっとばて気味。見かねたN氏に店番は閑を出されて、連休最終日は在宅だった。とはいえ、ごろごろしていたわけではない、掃除・洗濯もしていたが、実は家事の合間に穴を掘っていた。生…

カマキリはお好き?

■ついにしんがりの落葉松が金色になってきている。 「花木と語らう緑の園芸教室」2が11月1日無事終わった。連休の入り口で、こられなくなった人あり、むしろ来やすかった人ありで参加者は7名。8−10名を想定していたので、ちょうどいい数だったといえる。 …

夜吹く風が頁をめくる

昨晩中、大風が吹き荒れていた。どんぐりは屋根にたたきつけられ、葉は雨が降っているかの如く音を立てて落ち、風だけなのにまるで嵐のような晩だった。一夜明け、例の風呂の追い炊き釜の交換に設備やサンが朝8時半に来ると言うので、早起きして待つ。11…

消えていた証拠*

証拠写真を撮ろうと外へ出たら、浅間山は良く見えたが、あらら、もう初雪は消えてしまっていた。でも昨晩のローカルニュースで「例年より遅い初冠雪」と言っていたので、やはり見間違いではなかった。実のところ、寝坊したのであった。早朝なら見えたかも。…

山の雪とひまわり

築15年ともなると、うーんあちこちがたがくる。このたびは風呂の追い炊き釜がどうもだめらしい…。寒い季節に向けて、追い炊きができないのはやはり困る。数年前一度設備やサンを呼び、そのときは些細なことが原因で、そこを直して復活していたが、今回も大事…

月の無い夜には

昨日の風がぴたっと止まり、鳥の声がよく聞こえる月曜の朝。こういう日に追分散歩をしたかったなぁと未練がましく真っ青な空を見上げる。林はだいぶ明るくなっている。 中央市へ参加すべく、朝陽の中、山を下る。今日はまず店に寄って注文本の返信とかゴミだ…

落ち葉観察会

本日は追分散歩の日。7:50店の裏手に集合で、谷口高司さんにお話を伺いながら追分村を散策する。本日は総勢13名。一番小さな参加者は二歳のボクだった。 谷口さんは鳥の専門家なので、鳥の観察ができると一番いいのだが、実は春以外は鳥を観察するのはな…

小さな青い鳥に逢いたい。

昨日の懸念が的中したとみえ、本日猫の額の池を探索したが、フナ二匹の魚影は確認できず・・・・・・。 何もいないはずの池に、いつの間にか住み着いていた大小二匹のフナであった。昨夏の台風でこの池が氾濫し、50匹いたはずのめだかがすっかり減ってしまっ…

葉散らしの雨

長く居座った高気圧のおかげで、晴天続きだった。久々に崩れてまとまった雨が久々に降った。植えたばかりの植栽にとっては有り難いお湿りとなった。気温はそれほど下がらないが、湿気飛ばしに昨日今日とストーブをつけた。店の入り口のドアも閉めて営業する…

穴ほりは楽し

土いじりを久しくしていなかった。先週園芸講座に参加して、岡田さんが土をこねくり回しているのを目の当たりにしているうちに私も泥遊びをやりたくなり、ホームセンターであれやこれや買ってきた。今までアパート住まいだったので、作業をベランダのコンク…

どんぐりころころ、石はごろごろ

追分は浅間山の麓にあり、庭を掘れば石がごろごろ埋まっていて、庭造りを試みた人は皆この石で挫折してしまう。Tさんからこんなメールが届いた。 〜私も7月に家を建て、庭をどうしようかと思案中です。コナラ中心の広葉樹が多く今はどんぐりが落ちるたびに屋…

旅立つ秋

■店の裏の池に写っていた秋昨日イベント担当で気が張っていたのを労ってくれたらしく、今日はぶらぶらしていていいというので、お言葉に甘えて今日は山荘でのんびりしていた。店番はいいから、家を片付けなさいと言うメッセージかもしれなかったが、あえて気…

ミミズと友達に

今日は永楽屋ガーデン;岡田さんによる園芸教室の第一回めが開催された。9名のお申し込みで、ちょうどいい人数だった。晴天に恵まれたが少々肌寒かったのでストーブを焚いて、暖かい部屋でまず基本の土作りについての講義が一時間半。皆さん熱心に耳を傾け…

黄色い庭

木々に絡まっているツタウルシの鮮やかな紅葉、矢車のウルシ(写真↑)の赤や黄色の紅葉がほぼ終わり、日向ではニシキギが目立ってきた。そして林の中でひときわ鮮やかな黄色で目立つのはダンコウバイ。 石井桃子さんは、ご自分の追分の山荘が黄色く染まるの…

りんごと十五夜

信州と言えば、りんご。 浅間サンラインは元来農道であったので両側は農産地だ。小諸の方へ行ったところにりんご農園がある。しなのスイート、紅玉、津軽あたりから始まったりんごの収穫だが、今このあたりの店頭に沢山出ているのは「秋映え」:黒味がかった…

きのこまつりアルバム10/12

13日に店に見えた方が、きのこ祭りを一日違いで逃したと、がっくりされていいました。来年は是非! 公民館の外では、地元で取れた野菜、果物やきのこ、手作りの団子、おこわ、ジャムなどが販売されていました。お昼までには売り切れ続出。 公民館中ではきの…

実り多き日々

きのこ祭りの古本市、祝日の月曜日(体育の日)のあったこの5日間は、やはりいつもの平々凡々とした日々とは違い、特別な時間が流れていたように思う。天気予報が外れてくれて、気温も落ち込まず秋の穏やかな日々だったので、行楽に訪れた人々にとっても良…

風に揺れる白い花

連休初日、今日は店も人出が多くまた、WEBのオーダーがいつになく多くあり有難いことだ。なんとか欠品なく「確認メール」を発信でき感謝。木曜日に土壌の準備ができたところへ、本日は岡田さんによる植え込み作業。天気予報は雨だったので、空模様が心配だっ…

土との対話

一日一日と色づいていく山。刻々と変化していくスピードが速く、耳元でカウントダウンされている様で、美しさの中に緊張感がある。そんな中、懸案だった店の前の植栽の工事が始まった。 永楽やガーデン;岡田さんがトラックに資材を積んで朝やってきた。猫じ…

秋の夜長は本の月

追分宿は一週間で一番静かなのが火曜日。火曜が定休日の店が多いのだ。今日は曇天で風もなく、一段と静まり返っている。すでに草むらから虫の音もほとんどしなくなり、音と言うと時折野鳥の群れが賑やかに通り過ぎていくぐらい。どんぐりねらいか、ジェージ…

シンプルな絵の力

昨晩はどんどん闇に沈み込んでいくような、雨音を聞きながら眠りに落ちた。雨に溺れる夢でも見そうなぐらいひどい雨だった。 今日は神保町へ行く日だったので、いつもより早く六時には起きたが、まだ雨は少し残っていた。治まりつつあり林には霧が巻いていた…

冬支度?

最近ますます食欲があり、体つきも丸みが…あのぅ私ではなく、ベル公のことである。夏の間は透いている夏毛で、ほっそりしていたが、さすが山の生まれ、10月だというのにもう毛がびっしり生えそろい、寒さへの対策は準備OK、もこもことなっている。春〜夏の間…

絵本の森へ

ふと気が着いたら、もう10月?あっ、塩沢にある軽井沢絵本森美術館で開催されている「アンデルセン童話の絵本展」が10月6日(月)までであることを思い出し、月曜は東京なので、今日明日しかもう行ける日は残っていない。週末だと言うのに、店番をN氏…

欅の樹は残った!!!

以前住んでいたアパートのすぐそばの大ケヤキが、伐採の憂き目に遭っていた。このブログでも再三取り上げていたケヤキだった。(参考→ 拙ブログ 2008-04-18 樹の力 など) 杉並区西荻窪の善福寺川のすぐ近くである。樹の立っている場所が売却されて、そこへ…

村猫になっていた仔

■ホント!猫に教わることは多い。今家の中で何処が一番過ごしやすいかを、瞬時に判断できる。あるいは、おでんのちくわの匂いが気になったか?だが。ついに薪ストーブの季節となった。静かな秋の日に立て続けによそニャンコの訪問を受けたが、彼らのその後が…

凧のように〜〜

店のサポーターであるSさんが、素晴らしいお土産を持って来てくださった。お手製の凧である。店の暖簾の一枚:店の一年目の手拭のデザインを赤い「龍」の字にあしらったもので、凧制作は、単なるご趣味とのことだが、どうしてなかなかの出来だ。漆喰と木材の…

古駅はちゃんと

左:上りホーム端っこから軽井沢方面(上り)を見た図と 右:小諸方面(下り)次は御代田(みよた)郵便局にいく用があって、店番があけてから追分駅まで(駅前にあるのだ)。自転車で行けば早いのだが、帰りがずっと上りなので押して歩くことになり、往復歩…