otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

風に揺れる白い花

otobokecat2008-10-11

連休初日、今日は店も人出が多くまた、WEBのオーダーがいつになく多くあり有難いことだ。なんとか欠品なく「確認メール」を発信でき感謝。

木曜日に土壌の準備ができたところへ、本日は岡田さんによる植え込み作業。天気予報は雨だったので、空模様が心配だったが、朝方の雨は早々に上がった。

みるみる様々な植物が植え込まれていく。
サラシナショウマの品のある白い穂花が風に揺れていた。看板(黒)とのコントラストが美しい。今日の一大発見は、こけももとクランベリーが同一のものということ。厳しい気候にも適応するこけももは軽井沢にも自生しており、かわいい実が着く。実はジャムなどにすると聞いていた。クランベリーは北米などで水耕栽培による農法によって栽培され、ボートで収穫すると聞いたことがあった。ゼリーがサンクス・ギビングのターキーの付け合せとなる。鮮やかな色と強烈なすっぱさが特徴。
 
 サラシマショウマ
夕方東京から戻ったN氏と慌しく明日の古本市の用意を。皆さん、明日は追分きのこ祭りが追分公民館で開催されますので、どうぞお楽しみに。赤と黄色のストライプのきのこが目印です。きのこ標本の展示と鑑定、そしてきのこ汁!が三本柱。きのこ汁は具材が豊富です。

当店では、チョコっと古本セールを致します。カバーなしや蔵書印切り取りしたものなど。それからこの日のために作り貯めてきた「きのこ栞」も登場します。秋の本も追加しました。

それから、ここでもう一つお知らせ。
油屋旅館左隣で営業していた骨董『時幻』サンが、今年で閉店することとなりました。ついては本日より11月半ばまで、閉店セールスとなるそうです。
ここは追分宿に現存する江戸時代の面影を残す数少ない建物の一つで、骨董屋にはうってつけでした。赤い番傘がよく似合い、NHKの「美の壷」にも登場しました。女性店主らしい心配りの行き届いたディスプレーだったのですが。

■ガマズミにきれいなビーズ球のような赤い実がついた上。
 ■これはダンコウバイ