otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

たまに穴掘り

otobokecat2008-11-03

毎週のイベント開催で、家事はほったらかしとなり、することが山済みでちょっとばて気味。見かねたN氏に店番は閑を出されて、連休最終日は在宅だった。とはいえ、ごろごろしていたわけではない、掃除・洗濯もしていたが、実は家事の合間に穴を掘っていた。生ゴミと落ち葉とストーブの燃えた後の灰を捨てる場所が必要なのだ。穴を掘るのは、なんとなく気分転換にもなる。無心にスコップを使って地面に突進する姿は、いのしし並みだろう。
おそらく同調する人は少ないだろうが、穴掘りと言うのはなかなか奥が深い作業である。掘り進めると回りがどんどん崩れてきて、なかなか深くならない。そのうえ以前も書いたが、ここは何しろ石が多い。スコップの先がすぐにカチッと石に当たる。果たしてその石が大きいか小さいか。大きいと掘り起こしたときの満足感はひとしおで、穴もごそっと広くなるし、大きな石も手に入る。あいにく小さい石だとちぇっと石の山に向かって放り投げる。
前回は穴を掘ったら日が暮れて写真が撮れなかったので、今回は30cmの物差しまで置いて記念撮影した。深さ50cm、幅70cmぐらい。左側に石の山が見えるだろうか?今回はあいにく大きな石は数個だった。
早速生ゴミと灰つぼにたまった灰を捨て、濡れてカビてしまったリサイクル不能の段ボールを投入し、穴の周りに水を撒いて焚き火をする。本当は落ち葉焚きをして芋でも焼きたいが、今日は風があり、まだはらはら落葉途中で火事でも出したら大変なので今回は諦める。火が治まったころ消火して、土を少しかける。ここへ落ち葉を貯めていこう。

実はここでお詫びを。
園芸教室のあと、受講のKさんがわざわざ到来ものの抜いたばかりの土付きの大根を届けてくださった。葉も見事なみずみずしい大根で、裏庭で大根の写真をへっぴり腰で撮っていた。一本の大根を前にカメラを構えているのを店内で見て不審に思ったお客様に声をかけられたので、「ブログネタ」ですとお答えしたのだが、写真を取り込むときに間違って捨ててしまった。大根はすでにおろしと煮物にして食べてしまいまして…。Kさんご馳走様です、美味しゅうございました。そしてブログに写真を載せると約束したお客様、すみません。「ブログネタ」ではなく「夕飯のおかず」でした。
まさに土作りが大切な大根。石ころだらけのうちの庭では全うな大根はまずできない、蛸足のようになるだろう。

それにしても手早く穴を掘るコツなど、一度玄人の方に伺いたいところだ。たかがみかん箱ぐらいの穴を掘ったぐらいで何しろ翌朝しっかり筋肉痛である。
 
義父から届いた新製品の栞 うーんなかなか工夫のあとが。