otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

夜吹く風が頁をめくる

otobokecat2008-11-01

昨晩中、大風が吹き荒れていた。どんぐりは屋根にたたきつけられ、葉は雨が降っているかの如く音を立てて落ち、風だけなのにまるで嵐のような晩だった。

一夜明け、例の風呂の追い炊き釜の交換に設備やサンが朝8時半に来ると言うので、早起きして待つ。11時頃から開店なので助かる。
東京の少年Rには六時に目覚まし電話を頼まれていたが、電話をしたらもう起きていた、珍しい。昨日から文化祭だという。なんだちゃんと起きられるのではないか。

カーテンの隙間から陽が差し込んでいる。
窓外をみると、落葉の進んだ林は何事もなかったように静かに朝陽を浴びている。夜吹いた風は、昨日の雲を持ってもう立ち去った後だった。青い空には白い雲が浮かんでいた。
落葉松の黄葉の季節となった。さあ、11月だ。長い冬と言う出口の見えないトンネルの入り口に立った気分だが、この厄介な冬は一番ここが綺麗な季節でもある。そのことを知っている人は案外少ない。

昨日から、気の早い近隣のスキー場はもうオープンしたらしい。これから、冬はたっぷりあるというのに。ま、この時期ここでしか滑れないと言うのがいいのでしょう。

一時間で風呂がま交換が終わる。至って原始的な仕組みで、基本的には15年前のものと変わっていないが、スイッチがランプだけだったのがデジタル表示に変わった。試してみるとボタンにちょいと触ると表示が点滅して先へ進まない。取扱説明書(:トリセツという)を読むと、二秒は押していないといけないとか。設備やサンもそのことを知らなかった。やれやれ。

本日は13:00から第二回園芸教室。週間天気予報が外れてくれて雨マークはなくなった。ほぼ定員のお申し込みもあり嬉しい。連休でもあり、軽井沢のもみじ祭りの最後でもあり、おそらく別荘を閉めに来る方も多いだろう。
束の間の賑やかな日々となりますように。【祈】

■↑前回の園芸教室で作った鉢に可愛い花が。クジャクシモツケ
園芸教室は来春からも開催します。(5月中旬、夏前、秋に二回の予定です。)今回参加できなかった方、来年、どうぞ。