闇夜のカラスではなく、月夜のカラス

　温暖化により夜に闇が無くなり、繁華街などで、本来は夜はあまり活動しない野鳥が夜にも騒いだりしている現象が起こったということを、聞いたことがあった。

　が、昨晩(23日）は真夜中にカラスが数羽、近所で鳴きあっていた。あたりには小さな公園も、大きなケヤキの木もあるが、そこからは少し離れたこの住宅街の中の電柱で、「かあ、かあ」とやられて、なんだかとても不吉な予感がして、思わず季節を忘れて、窓を開けて夜空を仰ぎ見たけれど、冴え冴えとした下弦の月があるばかり。・・・気になって、しばらく寝付くことができなかった。
　幸い朝が訪れてみると、大地震も大事件も起きてはいなかったので、安堵した。
　いったいあれはなんだったのだろう？？寝ぼけたカラス？実は夜這いのカラス？えさのねずみを取り合っていたんだろうか？人騒がせな！いったい何時だと思ってるんだ。

　最近このあたりで空き巣に入られていたりするので、せめて防犯に一役かって、カラスも役に立てばねえ。ご近所の人気者になれるんだけど。