otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

今年こそ!はやめにして…

 あんまりきつい2005年だったので、何気なく新たな年を迎えることにしたのだった。
 昨年は久々の年女(当たり前!)につい力が入り、空振りに終わった一年だった。いつも医者がよいの猫だけがなぜか元気で、人間家族は全員病気をしてしまい、一年はあっという間だった。。「羽ばたきたい」なんて年賀状に書いたなあ…、年末にそれを見ながら、次の年の賀状を書いたりするのだなあと思うと、回収したい気分である。やっぱり酉はとりでも、羽ばたける鳥ではなかったと実感。

 

 年末年始は西宮の両親宅へ行くことにしている。部活で忙しい息子を置いて、31日に亭主と帰省。例年は京都・奈良に寄るのだが、今回は息子が一緒ではないので、別ルート。新大阪で下車後、地下鉄で淀屋橋まで行きCaloさんへ。『ブックカフェものがたり』を読んだので、ぜひ行ってみたかった。淀屋橋はオフィス街なので閑散としていたが、「Calo」さんは年末は31日まで開いている貴重なお店。(梅田のあたりは全て休み)
 小さなビルの5階というのが、はじめてだとちょっと入りにくいかもしれないが、店は窓も広く、ギャラリー、カフェスペースもあり、インテリアも華美でなくすっきりとした気持ちのいい空間だった。日替わりスープも美味しかった。もっともこの日は我々二人の貸切であったので、これで人が沢山いたらどうかな?とちょっと気にはなるけど。

 元旦はみんなが御節をいただいている隙を狙って、8:00−10:00に門戸厄神(岡田山)、甲山大師、廣田神社の3つをはしごするのが我が家の恒例の初詣。穏やかなお天気で助かった。最後の廣田神社でいただくお神酒が空いてきたおなかに沁みる。お参りから戻ってきてから、わいわい御節を8名で囲む―これぞお正月。

 帰りの新幹線の切符の手配を怠り、3日はまったく取れず、2日の夜に帰京。2日の午後は京都に出て、バスに揺られて恵文社一乗寺へ。バス停24ぐらい乗って、元は取った!という感じ。さすが京都は観光客で大混雑。「恵文社」は通販では使ったことがあるが、一度来てみたかった。いやあ広いのでびっくり。それに正月早々開いているとはいえ、こんな町はずれでも人がいっぱい!本屋でもこれだけ独自の品揃えができるんだなあ。ただ残念ながらここにはカフェはないので、ちょっと疲れてしまいました。 

 出来た当初はびっくりこけた京都駅にもだいぶ見慣れ、のぞみの車中の人になり、そこここの赤ちゃんの声を聞きながら、すでに静かになりつつある東京駅へ10:00近くに到着。

まあ、今年は気張らずぼちぼち行こうと思う。これまた気合の無い念頭の思いであるが。