otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

人間界のあやうい頃なり

 恒例では13日の朝9:00には、信州の先祖のお墓の前にいる事になっていたが、今年は都合があってパスしたのだが、ちょっと後ろめたい感じもあり、午前中は静かにしていた。全く習慣というものは恐ろしい。
 祖母がいた頃は、お盆は実に賑やかだった。その代わり来る人が多ければ多いで、迎える支度も結構大変で、私は何時も祖母と夏を過ごしていたので、おはぎや、お稲荷さんを山のようにつくり振舞うのをよく手伝わされたものだ。
 人間社会が、異界と近くなるということでは、米国のハロウイーン等も、日本のこのお盆に近いわけだが、ソウいった「危い時期」が1年のどこかに有るという事は、現代社会においては案外重要な事だと思う。昨今、この時期に、自然災害を含めて大惨事がおきていることは、無関係とは思えない。人間よ過信するなかれ、人の力の及ばない、神の領域もあるということを忘れない様にしたい。8−9月は私にとって特別な時期。とりわけ2001年以来。
 今年の9/11は、なんだか騒々しそうだが、私にはあくまで鎮魂の日である。

今日も、夕方から雷が鳴り始めた。昨日は、珍しく激しい雷雨だった。
雷は怖いけれども、なぜか嫌いではない。もちろん部屋の中に居たらの話。屋外に居たら、どこもかしこも危険で、パニック!風がにわかに吹き始め…一雨来るか?


●今日の新聞から

  • 庄野真代さん…音楽は「平和の大使」ということで、9.11コンサートを開くのに奔走しているとか。多分この近くに住んでいる筈だとも思ったけど、年齢は私とたいして変わらないのに、実に多彩なパワフルな生き方をしている。短時間で決断できるというのは羨ましい能力。「飛んでイスタンブール♪」は、「異邦人」と並んで、若い頃のエキゾチックソングだったなあ。

●今日の食卓から

  • モロヘイヤの入った味噌汁を朝食にーモロヘイヤは葉だけ摘むようにして使うのがコツなんだそうだ。確かに軸はけっこう口に残る。