otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

神田古本まつり

 古本まつりに行ってきた。第46回にもなるんだこれが。(東京名物!?)亭主が先に行き、私は地元で自然観察会の手伝いのボランティアがあったので、午後から行って合流する。思ったより午前中はましなお天気だったこともあって、しかも古本まつりにあわせて、ブックフェアも行われていて、そこここに人が溢れていた。普通古本系は中年男性客が多いが、今日は家族連れも結構いた。

 合流して、まずはキッチン南海で腹ごしらえ。一時空きかけたが、また列が店の外にできており、我々も尻尾に。並んだとたん、店の中からお姉さんが出てきて、ハイ注文は?と問い詰められる。幸いすでに決まっていたので、亭主は「カツカレー」私は、ここのカレーはおいしいけど、私にはちょいと辛すぎで鼻水まで出てしまうので、泣く泣く「クリームコロッケ、しょうが焼きもりあわせ」をお願いする。
 列はさっさと動き、我々もまもなく着席できる。フロアのお姉さんは、我々をおくのカウンターに案内しつつ、「カツカレー、コロッケはいります」って、キッチンに声をかける。 列に並んでいても、席の空き具合で、一人が先になったりする。つまりお姉さんは、客の顔とオーダーしたものが頭にインプットできているというわけ。すばらしい記憶力!!私は、もうコロッケとしかお姉さんには見えないわけか。ちょっと複雑な気分。
 カレーを一口亭主にもらって、美味しかったけど、それだけで口内がひりひり…コロッケ
でよかった。たっぷりのキャベツをもしゃもしゃと食べて、満足。

 腹ごなしに?ぶらぶら歩いていたら、チャリティオークションをはじめるというので、覗いた。かなりの古本の山が、軽快なせりで、つぎつぎ客にもらわれていくのを見ているのは、なかなか楽しい。全集などの大荷物には送付券もついているよし。でも思ったよりも財布の紐は固く感じた。最終的に目標額は達成したか?気になるところ。

 ここでつい時間を費やしてしまい、青空市に足を向けたとたん、ポツンと来て、あっという間にビニールシートがかけられ、「雨天中止」に、がっくり。早稲田のように、テントぐらい張ってほしいものだ。結局ここの客や、傘を持たない客が、書店、喫茶店に入っていき、どこも混雑激しく、本屋を数軒覗いたものの、どうも本に集中できない。外の均一台もないしで、雨によって台無しに。「ぶらじる」へ行ったら、これまた混んでいてダメ、小宮山書店のガレージでも覗こうかなと思ったところで、師匠に遭遇。一緒にコーヒーブレイクの幸運に恵まれる。

 つくづく本屋にとって、雨は天敵であるを実感。
明日は晴れると聞いて、また亭主はそわそわしているがどうするのやら。