otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

栞 という手紙


店で本を買ってくださった方、あるいは通信販売で購入いただいた方に、栞を同封しています。
初代栞作成は義父と私。二代目は実父と私。その実父が施設に入ることになって、はさみを持ち込めず、基本的にはここ一年は私がひとりで細々とやっています。

施設では、職員さんが本人の趣味にそった活動を後押ししていただき、一応、少し材料はお届けしてありましたが、最初の頃はできたものを送っていただていたのですが、ここ半年、出来上がったものはもう送られてこなくなりました。
まあ仕方ないかと思って諦めていたところ、年末に突然25枚が送られてきたのです。この25枚は箱にしまいました。

半分作成したところでバトンタッチして、店判と「thank you」印を裏に押して、色に合ったリボンを選んで長さに切ってつけて、セロファンに入れて仕上げるという結構細かい作業です。
色のあわせ具合、判の押し具合、セロファンにきれいに入っているかなどを見て、私は父の状態を理解します。
今回もちゃんとできていました!

ほっとしてこれで心穏やかに年越しが出来ます。

施設の皆様、有難うございました。