otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

いよいよ盛夏なり

otobokecat2017-07-19

いよいよ明日から9月4日までの45日間マラソン営業がスタートします。
その寸前の一日は、ちょっと緩やかに過ごしました。東京の市場に赴く番頭さんに佐久まで車で送ってもらって、月一の膝の定期診察へ。これからの日々に備えて薬も処方してもらい、リハビリを終えて、帰りは鈍行列車の旅。
岩村田駅から10:55に乗ったら車内はガラガラ、運転席の横から進行方向が見える特等席に座りました。
沿線のすっかり濃くなった緑を楽しみながら、三岡駅では反対から来る上り電車とすれ違いました。
単線の旅は風情があります。

小諸駅では、しなの鉄道のホームに観光列車「ろくもん」が停車中、ホームで駅員さんに記念写真を撮ってもらっている人もいたりして、連休後ののどかな光景です。
私は小諸駅で下車して、仕事を終えたMさんと落ち合って、「停車場ガーデン」のテラスでお昼ご飯を。野菜たっぷりが添えられた鳥のローストを頂きました。スパイスと岩塩が効いていて夏にぴったり。途中、Mさんのお知り合いが次々と通りかかり、ご挨拶したり、歓談したりしました。帰りの時間を気にしないで良いのも、オフ日ならでは!停車場ガーデンの手入れをする庭師の男性が、剪定や水撒きをしていて、このガーデンもどんどん良くなります。
小諸駅改札前には野菜の直売所があり、レタスやキャベツが山積みになっていました。
二人で信濃追分駅迄まで戻ってきたら、駅にはNさんが。馬子唄道中の際に浅間神社で販売するるばーぶのジャムつくりでお忙しいとのこと。
タクシーに相乗りして、私は追分宿で途中下車して、京都からいらしたルーサイトギャラリーの野田姉弟や、一進で明日から展示のノノクラフトの岡さんにご挨拶。
夕刻、ヒグラシの声を聴きながら林道の家に歩いて帰ってきました。

噴水みたいだった栗の花もお終い、地面には毛虫みたいな花殻が沢山散っています。⇒花盛りの栗の樹を見て感動していた母がこの残骸を見たら、さぞかしがっかりするでしょう。栗の花は梅雨の間に咲き、雨の中の花姿が印象焚きですが、今年は雨が少なく、こういう年ははたして豊作なのかどうか?湿度がなかった分、あの栗のなまめかしい匂いが充満する日はあまりなかったような。

カンゾウ↑が咲き始めました。
キリンソウも。
いよいよ盛夏の始まりです。