otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

若葉に染まる宿場

次から次から緑が吹き出してきて、高木も含めて、芽吹いていないものは無くなったようです。
そこいらじゅうが緑で、空気すら緑に見えてきます。木陰を歩くとわが身も染まりそうなくらいです。林は凄く賑やかです。キビタキは甲高くピイピイ言ってますし、郭公のカッコウ♪も聞こえてきました。昨日は森の奥からハルゼミの輪唱も少し。5月の末ともなれば、呪文のようになるでしょう。

本屋の裏の池の脇の大きなボケは、葉と真っ赤な花が同時に出てきて、こんもりしてますます大ボケです。葉と同時なので、いつもの迫力はちょっと抑え目です。赤と緑が補色であることが良くわかります。
一方、油やの入口にある小ぶりな木瓜は、朱が入った白い花で、年々育っています。手前にあった低木を切ったら、日が当たるようになり、成長しはじめました。今、花盛りです→。

ボケの花が大好きなのはヒヨドリ。花をつつきにやってきます。彼らは大きいので、枝がたわむのですぐわかります。
おそらくカケスが店の裏手の栗の木の洞で子育てをしています。
もうそれは賑やか。親鳥が餌を運んでくると、餌をねだり騒音並みです。いったい雛は何羽いるのでしょうか?親もジェージェーとうるさいですが、子供もすでに片鱗ありです。

鴨さんは時折来ています。
昨日夕方は710の前の池(木村仁先生の作品の前)の脇の草地で毛づくろいをして、やがて、うずくまって首を背中に仕舞いました。私が横を通ると胡散臭そうに、数歩だけ移動して、また座り込みました。先日は朝コロニー裏の池を泳いでました。
どうやら、夜は油や内で寝泊まりしているらしいです。まさに宿場だなあ。
池の水の一定の水位を保たないといけませんね。子育てしないかな?