otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

猫と自転車

■山道■落葉松の絨毯

寒さが一段と身にしみる年の暮れです。亀田屋のシャッターはおそらく春まで閉まったままだし、ごんざさんも代わりの方が店を開けるのは来春だと聞いています。寿美屋はこの週末で今期の営業が終わります。〔現在ラストセール中〕
ブログの更新をサボっている間に前回のブログに載せた雪景色はもうすっかり消えて、あたりはまた褐色となりましたが、見た目とは裏腹に積雪があったほうが暖かかったことに気がつきます。ひたすら凍てついている今日この頃です。本の仕事が貯まりつつあり番頭が残業をするので、私が先に歩いて帰宅することも多いのですが、6時頃でもすでに深夜の如く。懐中電灯で地面を照らすと、すでに落ち葉の上に氷の粉がキラキラ光って見えます。とっくに零下のようです。足元の地面はもうカチコチです。
木金と番頭が車で仕入れと市場で上京していた為、一人で車なしで店を開けたので、今日は土曜日ですが私は主婦業中心の一日にさせてもらいました。
洗濯機を回そうとしたら、給水が作動せず。慌てて屋外の不凍用のコンセントを見に行ったら、あらら、スッポリと外れていました。熊手で落ち葉を掻いた時にでも触ってしまったらしいのです。慌ててさしましたがすぐ効果は出るはずもなく、風呂場から水汲みをする羽目に。洗濯が終わった頃にようやく水が開通しました。勿論今は洗濯ものは外には干せません。ストーブの前が物干し場となっています。良く乾いて加湿器代わりになって一石二鳥なのですが、玄関入ってすぐの場所なので、とても人に見せられたものではありません。
雪は東から吹き込むので、家の東側に置いてあった植木鉢を南側に引越しさせました。雪の朝はこの東側の玄関前から雪掻きが始まるのです。
自宅の庭に鳥のために置いてある深さ3cmの水盤の水も底まで完全結氷していたので、スッポリ外してお湯を入れてやりました。多分明日の朝にはまた同じことをしなければならないでしょう。そろそろ鳥のための食堂もオープンさせなくては。明日ホームセンターでヒマワリの種の大袋を仕入れてきます。
零度になってもあまり驚かないけれど、−5℃を下回ると何かと不便が生じます。換気用にあけておいた風呂場の窓が閉まらなくなったりします。
この住宅事情がよくなった昨今でもソウなのですから、疎開中にここで冬を越していた方々のご苦労は、想像を絶するものだったと思われますが、堀辰雄夫妻や河村目呂二夫妻など戦後も追分に住み続けたのですから、疎開していた風間道太郎一家なども姉妹お二人が再びこの地に戻ってこられ現在お住まいです。
河村目呂二といえば、秋の作品展以降も『猫の先生 河村目呂二』と2011年カレンダーを当店で扱っております。メロジの猫たちは元気が良くて見ていると浮世の憂さ晴らし?になりそうです。
このたび雑誌「猫びより」最新号にも河村目呂二が取り上げられたようです。こちらもどうぞ!

ねこの先生河村目呂二 猫びより 2011年 01月号 [雑誌]
『ねこの先生河村目呂二』荒川千尋 出版社:風呂猫 発売日:2010/11 1,890円 情報量が素晴らしいです。 趣味の猫百種という頒布会の猫玩具100種がすべて載っています。
『開運招き猫十二月』カレンダー
 元気が出ること間違いなし!

クリスマスが近く、プレゼント用に本や絵本、雑貨〔マフラー、手帳、手拭い〕が良く売れます。本を贈るって難しいけれど、きっと心が伝わりますね。
プレゼントといえば、この本↓なんかかなり素敵なプレゼントになりそうですよ。
アレックス・モールトン自転車展2010』
スタジオトリコが製作した図録ですが、一部の自転車ショップのみで、一般の書店では手に入らないものです。知る人ぞ知るモールトン博士の90歳を記念して作られましたが、彼の作品をこれだけ網羅した本は稀で、おそらくこれが最初で最後になると言われています。そのなんとも美しいフォルムに門外漢の私もうっとりしてしまいます。
A4横変形版 156頁 5670円〔税込〕
自転車といえば、メロジは「飛び猫号」と名づけた特注の自転車で、すの子さんと東海道を二ヶ月かけて踏破しているのです。恐るべしヴァイタリティ。

オーパンにいただいたシュートレン 美味しゅうございました。
■おやつあやさんの花豆チョコレート、これは大人のおやつです。Thank you!