otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

里の雪

朝からどんより雪雲らしき灰色の雲ががはりついていましたが、やはり夕方から雪になりました。
昨日は東京市場行きで、終日出ていたので発送作業はお休みだったため、火曜日は発送作業に追われる日です。三時に郵便局へ荷物を持って行ったとき、国道の温度計は2℃でした。もっと寒いかと思ったけれど。
店で夜の七時半頃まで本の仕事をして、店を出たらあたりは白くなっていました。ついに来たかという感じです。今日は火曜日。ソウでなくても静かな火曜・水曜日がいっそう静かに過ぎていきます。
今日はジョン・レノンの命日。亡くなって30年だそう。
たまたまつけたテレビの画面に、軽井沢が映っていたのでびっくり。彼が軽井沢を第二の故郷だと思っていたとは知りませんでした。
ジョン・レノンの一筆書きのようなイラストのラインのように、余計なもののがない、シンプルな冬の軽井沢です。まあ「殺風景」ともいえますけど。
夜半に雪は止みました。降雪はたいしたことはなく、5cmも積もっていません。あたりはうっすらと白くなっています。降る雪が空気中の音にくっついて降りてきて、地面に閉じ込めてしまったらしく、しずかな静かな夜です。
薪を一本余計にくべて、そろそろ眠ります。明朝は白い山に会えるかなと思いながら・・・。

きのこ文学名作選■凄い本が出ました。
『きのこ文学名作選』
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●古本屋泣かせの一冊です。さてなぜでしょう?