otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

明るい色が無難らしい。


ついにイガがはじけた山栗が落ちる頃となりました。イガの中にピカピカ光った栗が見えます。まだ行儀よくイガの中に納まったままで落ちていますが、そのうちにイガがあられもない姿にそっくり返り、栗の実はあたりに散らばっていきます。栗のイガの針は見かけ以上に鋭く、触ると結構痛いです。落ちたばかりに見えても虫に先を越されていることが多く、無傷の栗はなかなか拾えません。

今日もまた私は通勤途中、あっちのキノコ、こっちの木の実に気を取られて、開店時間ぎりぎりに店に辿り着きました。
見ると足元はもう無残な草の種まぶしの状態です。ガムテープを使って悪戦苦闘して種を取り除くも、ズボンや靴下のべたべたは残ります。圧倒的に植物の天然パワーが勝っている今日この頃です。

車が車検を終えて戻ってきました。聞くとこちらでは「塩害」「樹液の害」「虫の害」が車にあるらしいです。「塩害」は冬季に凍結防止に路上に撒く塩化カルシウム?が車の裏を傷めるというもの。「樹液の害」は、木々の発散する液や桑の実などの木の実が車に落果して車の表面にこびりつくというもの。花粉も結構凄いです。そして「虫害」というのは初耳でしたが、車体の色が濃いグレーや紺、黒などだと、虫が車を敵だと思い攻撃してきて、液を引っ掛けるらしくその虫の出す液が車の塗装液と化学反応を起こして、洗車を頻繁にしないと白い斑点がついて取れなくなってしまうとか。幸い我が家の車は水色で、ぎりぎりなんだそう。蜂などが人の頭を狙うということは聞いたことがありますが、いくら黒いからといって、虫にとってみれば巨大であろう車にまで挑んでくるとは、凄いなあ。
ここでは車は必需品ですが、消耗品でもあります。
使える車のむやみに買い替えはエコに反するとおっしゃった車屋さん、えらい!燃費はあまりよくないけれど、実は二年前大きな部品交換をしたばかりです。今回は大きな出費が無くて助かりました。市場の行き来にこの大きさの車はおおいに活躍中。あと二年はなんとか動いて欲しいです。そのうちハイブリッド車が普及してきてくれるでしょうから。