otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

瑠璃色だった一年

   
朝はしっかり冷えていましたが、寒気と寒気の狭間ということなのか、「日中」は穏やかでした。帰省する前日なのにまだこの状態!ということを天はお見通し?なのか、お陰さまで幾分温かい日差しの中で片付け等が進みました。
日がとっぷり暮れて、店から戻った番頭と有り合わせで夕食をとった後、明日早朝に出るので車のフロントガラスにシートをかぶせなくては!と思って外に出たら、あたり一面真っ白になっているではありませんか。そういえば、昼は晴れても夕方から崩れると言っていた様な・・・・・・。慌ててシートをかけました。気がつくのが30分遅かったような…やれやれ明日は出発の前に雪掻きか?しかし今のところ水分量の少ないパウダー・スノーで、これだったら雪掻きはあまり厳しくなさそうです。(負け惜しみ?)
このところ全国的に突風や落雷等荒れた天候の予報がたびたび出ていますが、通常ならここは日本海側の影響はほとんど無く、比較的太平洋側のような晴天日の多い冬なので、ついうっかりしていました。ここ数日かなり冷え込んでいても地上に積雪がまったく無かったので、地面は乾いていましたが、降雪がひとたびあると冷凍保存され、これが消えるのには時間がかかる為、いよいよ軽井沢の冬本番=氷の国となるようです。雪が圧雪されたり、少し融けてまた凍ったりすることで、氷の国に変身するのです。寒いだけではなく危険が伴いますので備えが必要です。店の最終日に来てくださったSさんは、こちらへ引っ越して靴から下着からすべてを寒冷地仕様に替えたと言っておられましたが、確かに備えあれば憂いなしです。車のタイヤは勿論のこと、こちらではトイレのタンクひとつでも、内側に発泡スチロールが貼ってありますよ。
寒いのはちょっと苦手という方は多いですが、この寒い冬ならではの楽しみ方もあります。1月27日には(雪の)林間を歩いてみようというイベントを歩こう会で企画しています。年が開けたらご案内できると思います。サポーターの皆さんには直接ご案内が行くと思います。スミマセン、今回は地元優先のプログラムなので平日開催ですが、おいおい増やしていくことになるでしょう。乞うご期待。
番頭氏がブログとメルマガで一年を振り返ってまとめてくれましたが、本当に実りの多い一年でした。思いがけず本の持つ力が無制限に伸びて行き、さまざまなことが実現しました。時には宇宙的な感じすらしました。勿論本の世界にとっていいことばかりではなかったことも事実ですが、可能性はゼロではないということも実感しました。
このブログを読んでくださった皆様、店にご来店いただいた方々、インターネット店をご利用いただいた方、そしてイベントに参加して下さった沢山の皆さん、有難うございました。
 絶滅に瀕している「虎」の年をなんとかこらえて、来年は「兎」のように用心深く、時にはちょっと跳ねてみたりしたいものです。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

■今は閉まってしまった亀田屋商店招き猫カフェさんです。