otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

縄のれんのイタリア版

otobokecat2007-11-19

■油屋旅館裏手の苔むした祠、飯盛女の墓かも。

昨晩、いつもより30分余計に高速バスに揺られ池袋に到着。西荻にたどり着いた頃にはへろへろになっていたので、夕飯を作る元気は無く、最近贔屓にしているイタリアンレストランへ寄って、軽く食べて帰ろうと考えた。
アンセンというパン屋の隣、音羽館の近くでもあるGORIZO。とてもカジュアルな店で、山から降りてきた普段着の私でもフラット立ち寄れる。ふと見ると、席が有ったので入り、グラスワインと今日のメニューからブロッコリとアンチョビのパスタを頼む。隣に常連さんらしき男性がひとりでGORIさん相手に飲んでいたので、混ぜてもらっておしゃべり。ここはメニューは無く、黒板にその日の料理が書いてある。何があるか黒板を見るのがまた楽しい。そんなわけで、さしずめ縄のれんのイタリア版というところ。

そのお客さんの本好きの彼女さんが合流し、ワイン片手に本談義など。Eさんは小学生から武者小路実篤を読みふけっていたのだとか。スケートもするとのことで、話はどんどん弾む。
余談:実は私もスケートを少々やっていたが、都会でスケートをしていた人には滅多にお目にかかれない。ちなみに軽井沢は冬、授業に「スケート」が有る。毎年保護者の方が校庭をリンクに変身させるのだとか。
長野五輪以降は、室内競技のカーリングが軽井沢に定着し、チームも沢山あるらしく、隣の御代田町とともにカーリング界ではいい成績を残している。

レストランゴリゾーはこの夏に開店したばかりだが、徐々にお客が付いているようだ。今は夜のみの営業だが、近々ランチも始める由。(月曜が定休日、狭い店なので人数まとまったら要予約!03−3390−2121)もっとも、ぶらっと行ける気安さが良い訳なんだが。 NEW!いよいよランチも始めるそうです。

となりのアンセンもお奨め。しっかりとした食パンが食べられる。店の奥にパン職人のおじさんの顔が見えるのも嬉しい。

一方、伏見通りの昔からの食堂「丸藤」は最近閉店した。しゃれっ気のまったく無い店だったが、地元では惜しむ声も有り。西荻も駅前を中心にだいぶフランチャイズの店が増えてきた。頑張っている小さい店には生き残って欲しい。