otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

天空の旅人

otobokecat2007-11-23

多胡光純(たご てるよし)さんの肩書きはAir Photographer。たまたまつけたテレビで、錦秋を飛ぶ鳥人;多胡さんに遭遇し、釘付けとなった。尾瀬上高地・奥日光などの代表的な観光地でモーターパラグライダーで飛びながら、紅葉を撮影しているのだが、その映像は美しいだけでなく、なんともスピード感溢れる画像で、鳥にはこのように見えているのだろうかと、鳥を羨ましく思った。さらにその飛んでいる多胡さんの姿をNHKのカメラが捉えているのもまた凄いと思った。いったいどこでカメラを回しているのだろうか?

天空の旅人 紅葉列島を飛ぶ [DVD]

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上高地が何しろ凄かった。木の下を歩くよりも木の上を飛ぶと地形が把握できる。レインジャーをも「ぼくも見たことの無い風景」と悔しがらせていた。
あのサイダー水のような梓川の川岸ににおびただしい数の流木が多数横たわっている。化粧柳などの川岸の木が台風などの大水の時に水没して、立ってられなくなり、倒れるのだ。
葉っぱ一枚も持ち帰ってはいけない国立公園内では、もしかしてこれらの流木を片付けることは出来ないのか?とすると、追分の浅間山麓の国有林の倒木についても、同じ理由で手を入れないのだろうか?
標高1000mとはいえ、人里に近い国有林の場合は、手を入れないわけにはいかないのではないかと思う。爆撃にあったような林の無残な姿を、日々見ていると次第に心が病んでくるようなそんな気持ちになるのだ。もっともそう思っている人は限りなく少ないのは事実だが。
軽井沢では、来年5月の「軽井沢国際景観会議」に向け「軽井沢景観研究会議」開催されることになった由。「浅間山」は軽井沢における特級の景観であり、やはり国に働きかけて倒木は何とかした方が得策だろう。景色がいいということが、どれだけ人の心を休ませてくれるか知れない。今は横倒しになった木々に阻まれて、山に入っていくことも出来ないのが現状だ。登山道の入り口でも木をまたいで入っていかなくてはならない。里にも雪がうっすら積もったという…もう今からでは…。早く何とかしてくれ〜!

★ブログ散歩をしていたら、軽井沢新聞の軽井沢町内のスナップ写真が載せてあるところの10月12日になんと当店の写真が載っておりました!どうも、どうも。
http://www.karuizawa.co.jp/dokokana/dokokana.html