otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

外ははらはら・・、中はばたばた・・


日曜夕方からの嵐。久々にたっぷり雨が降りました。
程よく色づいてい葉が雨に散らされて、地面には落ち葉が積もり、林はだいぶ空きました。引き続き葉がはらはら・・・と散っていきます。店の裏庭のもみじの紅葉が大雨の間にすっかり消えてしまいました。栗の実が落ちたくりの木の葉も、役目が終わったと見えて一気に落葉して行きました。日々季節が秋の坂を走り下りて行きます。

しみじみ行く秋を惜しんでいる余裕も無く、日曜日の閉店時から、ごそごそと片付けを始めて丸二日がたちました。目呂二の猫たち(本物の猫ではありません、猫の作品群です)が明日柳屋へやってくるので、ブック・カフェから本棚を撤収するのです。
今のレイアウトに落ち着いてから一年半ほどたちましたが、そろそろ模様替えの時期です。頻繁に店内のレイアウトには変化をつけているようにしているのです。季節によって客層も変わりますし、売れていく本によって棚の充実を図ろうとすると、見直しは頻繁に必要です。とはいえ、片付けは大の苦手ですので、最近は今のレイアウトに比較的満足していて手がつかないままでした。ですから今回のギャラリー設置のための片付けは、模様替えのためにいい機会を与えてくれたということになります。16本の本棚に詰まっている本をほとんど棚から出して、空っぽになった本棚を端によせ、一部は本屋のほうの本棚を動かしてそちらへ移動しました。そう考えると、ざっと20本の本棚をいじりました。二人で黙々と本を縛っては、二階へ運びと言う作業を一日中していました。
 今日は、広い床面が見えてきたところに、工務店さんから明日設置されるパネルと角材も搬入されました。この柳屋の建物が出来て入ったときのがらんどうの店のことを思い出しました。すべてなくなってみると結構広くみえました。
それに比べて、店の部分はちょっと混み過ぎです。明日一日で、木曜に開店できるように棚を作っていくことになります。編集するつもりで棚を作っています。学級新聞の割付けみたいな感じです。
作品展のお知らせを多方面にしたので、作品展で初めてこの店を訪れる方も多いことと思います。目呂二の猫たちに会いに来た方にも、せっかくなので本屋を覗いていっていただきたいと思います。「なんだろうね、これは」と思われないようにしたいと思います。今までのレイアウトに慣れた方には、ちょっとご不便をおかけするやもしれません。(スーパーマーケットがリニューアルすると、買物がしにくくなるというのと似ています)ご勘弁のほどを。
買取等の持込みは、出来るならば11月12日以降にしていただけると幸いです。

■サンショウ、ダンコウバイ、ムラサキシキブ

河村目呂二の猫に関する作品展「追分猫日和」
 10月29日(木)〜11月8日(日) 11/4は休み
   12:00−17:00 最終日は16:00まで