otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

みぞれアイスの如し

otobokecat2009-12-11


「大雨のおそれ、そして山間部では雪」という予報だったので、朝カーテンを開ける前には、外が白い確信がありました。大当たりーー!うっすらでしたが。9時から公民館で寄り合いがあり、武装して足元に注力して出かけました。道は表面は白くても下は水分たっぷりで、みぞれアイスが解けかかったようです。しかもなだらかな下り坂なので、転ばぬように歩くのに苦心しました。■みぞれ滴るニシキギ
終日、気温が1度あたりを行ったり来たりの一日だったらしく、降ってくるものが雨になったり、霙になったり、雪になったりをずっと繰り返して、結局のところ2cmぐらいしか積もりませんでしたが、お陰で地面はべしょべしょのぐずぐず・・・です。白くなったのはこのあたりだけだったらしく、隣の御代田まで夕方買い物に行ったら、雪はまったくありませんでした。
今のところ零下にはなっていないので、なんとか翌朝まで凍らずにいて欲しいですが、もしこのぐずぐずが凍ったら、明日の朝は大変なことに。一応、日中はなんと11℃まで上がるとのことなので、問題は明け方だけかとおもいます。さてさて。後一週間は、タイヤを履き替えずにと思っていた我々は、明日の朝は静かにしていた方がよさそうです。
こんな日に外に出る人がいるわけも無く、そこで私は発送作業を終えると、静かな店内のストーブの前で読書など。追分を好んだ人たちの文章をあれこれと拾い読みしました。読んでいくと追分の様子は変わったとはいえ、この風土も持つ空気は、今もさほど変わっていないということに気がつきます。深田久弥田部重治の随筆はざっと70〜75年前に書かれたものなのです。やはりこれはひとえに浅間山がそこにどんとあるお陰でしょう。

浅間山といえば、昨日は朝から浅間山の周辺をヘリコプターがぶんぶん飛んでいました。みると少し噴煙も多いようなので、てっきり久々に噴火したかと。ところが結局どこにも何も報道されず、どうも噴火などは無かった模様。どなたかあのヘリコプターのなぞを教えてください。あれは何だったんだろう?かなり長い時間飛んでいたのですが・・・。
おそらくこの雨で、地肌が見えかかっていた山の頂はまた真っ白になっているでしょう。