otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

スモーキー・キャット

最近本屋とは縁遠い生活をしているような気がしています。今日ももちろん発送は手伝いましたが、ほとんど野外にて火の番(:突っついたり、落ち葉をかけたり)をしていました。何しろ明日はもしかするとまた降雪かもしれず、この分ですと、ろくに修行をしないまま本番になる可能性もあり、それはちょっと不安なので、今日は朝から気合が入り、焚き火+焼き芋をつくることしか念頭にありませんでした。
その集中力が功を奏したのか、ケチって小さいの二本しか入れなかった芋は二本とも完璧な焼き芋となり、ホクホクと言うよりもねっとりと仕上がってくれました。
落ち葉焚きのサイトが二三日前まで、水溜りになっていたこともあり、どうも火がつきにくく、ずっと手をかけて火の近くにいたので、すっかりこちらが焚き染められてしまい、スモーク人間化してしまって、煙たそうな顔つきでしたが、灰から掘り出した芋が予想以上にうまく焼けたお陰で、終わりよければ・・・となりました。結果的には、湿り気味の落ち葉がむしろ効果的だったということらしいです。
同じことをやれるかと言うと、自信はないですが、なんとなくコツは掴んだような…。ま、23日は焼き芋大会ではなく、あくまで余興ですからね。

番頭氏は、店内でブックカフェの本棚作りに専念していました。

絵本のコーナーは、季節柄クリスマスの本を並べてみました。ここ数年意識して集めているのです。
絵本と言うととかく子供用と思われがちですが、実は大人の方にこそ見ていただきたいと思います。特に海外のクリスマスの絵本には思いが込められているものが多く、読み応えがあります。アンデルセンが文を書いた「もみの木」などは特にさまざまなことを考えさせられる一冊です。同じ話をいろいろな画家が描き分けているのを見比べるのも面白いですよ。

もみのき (アンデルセンのえほん) 
竹下文子 文、西巻茅子絵(岩崎書店 2005)

■スベン・オットーが絵を描いた『もみの木』(ほるぷ出版 1984

■バーナデット絵『モミの木』(西村書店 1999)

もみの木 (偕成社 世界のどうわ)

もみの木 (偕成社 世界のどうわ)