otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

帰っていった猫

otobokecat2009-11-10

10日間の「追分猫日和」は11月8日16:00をもって終了し、目呂二のねこ達は住処の木通庵へ帰っていきました。苦心のパーテーションは取り外され、角柱と板は柳屋の地下の倉庫に格納されて、にわかギャラリーは姿をきれいに消しました。一方、何も無くなった床面にすぐさま二階からぞろぞろと本棚たちが下ろされたところで、そこで最終日はお開きに。リンゴジュースで乾杯をして解散となりました。最終日に顔を出してくださったセミーノチームのご兄妹が手を貸して下さり大助かりでした。
 

当初は10日と言うと長いかと思いましたが、いざ幕を開けたらあっという間の10日間でした。
連日沢山の方に「追分猫日和」へお運び頂き、本当に有難うございました。東京から、広島からも来ていただいたようです。浅間山麓からも、今まで店に入ったことの無い方が、作品展開催によって初めて見えたというケースも多々ありました。新聞や雑誌、ラジオなどのメディアによって、あるいはあちこちに置かせて頂いたポスターやDM葉書を見ていらした方も。ついでに本屋も覗いて下さって、連日ギャラリー、店内に沢山のお客様があり、玄関が靴で一杯になって、こんなに賑わったことは初めて。まさに猫が招いてくれた様に思います。
セミーノデザインさんとも今後反省を含めて打ち合わせて行くことになりますが、初の試みではありましたが、手ごたえはかなりありったと思います。コロニーとしては河村目呂二展を今後もまたお手伝いできればと思います。

本屋部分を減らして、ギャラリーを開催していることをご存じない方には、期間中ご来店の際、お目当ての本が見つからなかったり、読書が出来なくて、申し訳なく思っております。
もうすっかり元の静寂が戻っております。また機会があったら足を運びいただけると幸いです。
「猫日和」開催中はサプライズの降雪がありましたが、おおむねいい天気でまさに「猫日和」でしたが、終わったとたんに雨がちなお天気ですが、薪ストーブに火も入っておりますし、クリスマス頃までは木〜日+祝日開店しています。
「静けさだけはたっぷり」の追分にお越し下さい。
尚、ブック・カフェの部分の本棚は一週間を目処に現在編集中です。すでにクリスマス絵本はずらっと並んでいます。屋内でゆっくりが嬉しいこれからの半年に向けて、繁忙期の夏とは趣を変えて、ゆったりとしたレイアウトで棚を作ってみようと考えています。今まで場所が無くてお見せできなかった写真集、図録なども展示する予定です。どうぞお楽しみに!■栞モデルの追分猫:ベル公→

■ガラスに映った秋模様    

     ■では皆さん、ごきげんよう