otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

カレンダー;最後の一枚

月・火と出張で東京へ。戻ってきたらすでに新たな月が始まっていて、慌てて2日に薄っぺらくなったカレンダーを捲りました。ついに最後の頁です。
最近、手帖は前の年の10月あたりからはじまっているものもあり、一冊をきっちり使い切ることが案外難しくなっています。(よさそうでいて、同じ手帖を使っている人には不親切なサービスですね。何時変えていいのか良くわからない・・けじめが無いというか、結局二冊持ち歩いていたりしています。)それにくらべれば、薄いカレンダーは潔く年の終わりをきっちり伝えてくれているようです。■ ノイバラの実→

買取り三日目と、少年Rの誕生日会、資料会大市を覗いてという二日間でした。日頃ニュースとは縁遠いところで暮らしていますが、月曜日買取りの帰りに車が表参道を通過したら、なにやら車外が物々しい。これからクリスマス・イルミネーションにライトが灯る直前だったらしく、某ビルの前で仰々しく式典の真っ最中で、そこいらじゅうにカメラマンがカメラを構えていました。車道の中央分離帯にカメラを据えているツワモノもいました。
どうりで棚の片付け作業中にも上空でヘリコプターがブンブン言っているのがきこえていました。しかし通過時の六時過ぎはまだセレモニーの途中でした。人の集まり具合から言って、数分後に点灯されるとは思えず、とすると五時くらいから一時間以上もずーーっと上空にいたヘリは、随分忍耐力のある機体ですね。
翌日の新聞に写真が載っていて、あっそうだったんだとわかった次第。へりはてっきり事件用だと思っていました。ケヤキ並木となだらかな広い歩道が好きですが、夜はそうでなくても明るく、混雑する表参道。そのあたりのことで中止となったように記憶していますが…。これで人出が増えても、費用対効果を考えると、あまり景気刺激策にはならないように思います。もっとも年明けまでやるそうで、初詣客も取り込みたいという二年がかりのプロジェクト?
表参道といえば、最寄の原宿駅を通勤に使っていたことがありますが、夏場など、退勤時に原宿駅に着くとサーっと涼しい冷気が明治神宮から漂ってきて、それは心地よかったです。明治神宮と代々木公園に隣接していることで、その天然クーラーの威力がいかんなく発揮されていたのでした。
大都会東京でも新宿御苑神宮外苑、皇居周辺など木々の多いところでは、空も広く、視覚的にも気持ちのいい場所です。職場や学校がたまたまその近辺にある人は恵まれていますね。森林の力の恩恵が受けられていると思います。緑の回廊計画によって、都市の気温を下げる効果もあるそうです。さて、景気の温度はみどりの力で上げることはできるでしょうか?

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