otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

オーナメンタルグラス?

otobokecat2009-10-17

今日の園芸教室の題材は球根:スノー・ドロップと珍しいスプレータイプのフリージア。季節柄、球根を植える時期です。特に冬の早い軽井沢は10月がまさに植え時です。その植え方のコツを教わり、今日は同時にオーナメント・グラスについても学びました。

オーナメント・グラスって?と首をかしげていると、ススキ(写真↑)やフウチソウに代表されるイネ科やカヤツリグサ科の植物のことでした。雑草といわれているものの中にも、オーナメントグラスは沢山ありますが、知っているのはススキぐらいで、実は今まであまり関心を持ったこともないのでした。岡田さんがおっしゃるとおり、とかく日本人は「花」が好き。でも花だらけの庭はやはり非常に人工的で、咲きすぎると互いに喧嘩してしまい、植物の花以外の葉や樹形を楽しむ庭のほうが心地よく、もしそこにわずかに咲いている花があれば、視線はおのずとその花に向けられると言うものです。手間は最小限で、丈夫で長持ちするグラス類を効果的に使うことが、自然な庭作りには欠かせません。ものによっては結構背も高くなるので(2mぐらい)、目隠しにも使えます。それでいて木よりも扱いやすく、値段も安く手入れも楽、増やすもの簡単とあっては、ちょっとこれから関心を持ってみようかと。
ススキが一番わかりやすいですが、その辺にあるチカラシバなどもその一種ですから、これからは草むらを見る目が変わりそうです。耐寒性があるものが多く、冬の厳しい軽井沢でも大丈夫。背景にオーナメントグラスがあれば、庭が立体的に仕上がり、葉が風に揺れ動きのあるものになります。花も引き立ちます。木々の葉の曲線にストレートなラインがアクセントをつけます。華道などにも通じる世界だなと思いました。
さまざまなオーナメントグラスを見せていただきました。それぞれに名前がついているのでびっくりデス。
今日の講座のことは早速永楽屋ガーデンさんのHPに素敵な写真と一緒にアップされています。是非グラスの在る庭を見てみてください。
 →http://eilakuya.exblog.jp/

次回11月14日〔土〕13:00−15:00が今年度五回目で、最終回です。冬に入る前は案外に園芸には大事な時期。いろいろな質問にもお答えする時間も取ります。植物は最近人気の高いクリスマス・ローズだそうです。どうぞお楽しみに。

今日は、開店前ヴェルデ軽井沢の支配人Tさんに恒例の冬の夜空観察会のお願いをしてきました。11月23日19:00からになりました。15:30〜の感謝祭記念トーク:上原巌さんの『森林浴ー森林療法最前線を行く』と合わせてどうぞ。
今年も落ち葉焚きをして焼き芋を焼いてお待ちしています。うまく焼けたら珈琲のお供になりますが・・・。乞うご期待。
☆今年は、ベルデでの宿泊、あるいは夕食のご案内も出来そうです。興味のある方お問い合わせ下さい。

■ツルリンドウの赤い実、ナギナタコウジュ、カワラタケ?硬いキノコです。