otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2009-01-01から1年間の記事一覧

黄色い林

月曜が祝日だと市場に行かないので、今日は少しだけ余裕のある火曜日でした。火曜日は例のごとくほとんどの店が閉まってしまい、人っ子一人いない白昼の村中線でした。連休をちょっとはずして観光に見えた方には、申し訳ない状態でした。 気温がだいぶ下がり…

身に覚えのない数字

連休最終日は穏やかに過ぎていきました。追分はすでに静かでしたが、ラジオから高速道路上りの渋滞の様子を聞くにつけても、どうやら静かなのはここぐらいだったようです。 帰りの渋滞が予想できたとしても、これほどのいい天気だと思わず出かけたくなるのも…

きのこ日和

本日は穏やかに晴れてまさしく「きのこ日和」なり。 快晴の下、無事きのこ祭りが開催されました。9月の雨不足によるきのこ不足とインフルエンザ流行で開催が心配されていましたが、無事開催にこぎつけ、好評のうちに終了となりました。 きのこ汁用のきのこ採…

連休中に考えた、関係のないこと

台風の後と言えばフェーン現象とやらで、妙に暑くなるものですが、10月の台風ともなると筋書きが違い、冬っ子を連れてきたらしく、なにやら寒い日が続いています。今日も、ついついストーブに火を入れてしまいました。玄関も閉めました。先は長いので、今か…

置いていかれた風

台風一過の晴天です。 昨日8日は一日台風関連に翻弄されていましたが、都会の交通トラブルに比べて、実はここでは台風そのものの被害はあまりなかったのでした。太平洋側の陸地には被害が多かったようですね。お見舞い申し上げます。停電等本当に不便ですね…

東京マラソン

先週末はこのあたりの稲刈りだったと、寿美屋の関さんに聞いていた。どうりで村内に人がいない!「天気はいいのに店が暇で困ったものだ」と関さんのご機嫌は今ひとつ。寿美屋では野菜や果物を扱っているので、予定した売り上げがないと、いろいろ気になるこ…

地の丸と天の円

■店の前の花壇、サラシナショウマが終わり、ホトトギスが咲き始めました。 昨晩のNHK長野の「知る信(しるしん)」では、読書の秋に古本カフェへと言うことで、高遠の二軒と合わせて取り上げられていました。紅茶の色がきれいに出ていて裏方としては苦心…

風が作った草原の行方

今日は、軽井沢サクラソウ会議の主催する第20回「風土フォーラム」があり、「台風(2007年9月6日)で被害を受けた国有林は今どうなっているのだろう」と言うタイトルで行われるとのこと、その現場のすぐ近くに住んでいる身としては、是非いろいろ教えてもら…

本の森が色づく季節 その2

北軽井沢;麦小舎さんより、浅間山麓にも読書週間あり!というお知らせが舞い込みました。麦小舎さんの9月25日ブログより一部引用させていただきます。ご興味のある方は、詳しくは麦小舎さんのHP スペシャルな古本屋さんがやって来ます。 buriki + BOOKLU…

本の森が色づく季節 その1

台風が来なかった割には、シルバーウイークなんぞが有ったために、あっという間に過ぎて行った9月でした。そしてあすから10月!言い古されている言葉ですが、読書の秋ということで、それに先駆けて最近本屋の取材も多かったですが、本にまつわるイベント…

白は危険。

■黄色い葉は憎きウルシ。番頭氏も書いているように、今日は霧時々雨、いつもよりも濃い霧だった〈写真はまだ明るい時点のもの)。軽井沢町は昔から霧が良く発生する土地で特に碓氷峠に近い旧軽井沢、軽井沢駅あたりは、とくによく霧がまく。峠の急激な標高差…

野良○○○○が転がる庭

ようやく霧がまき、小雨が降り空気に湿度が戻りました。そうそうこれが最近ご無沙汰だった「湿気」です。落ち葉もしっとり湿っています。あるとうっとうしいが、ないとちょっと物足りない?湿気です。台風も秋雨前線も停滞しない不思議な9月もそろそろ終わ…

水遊びはもうおしまい*

落ちたて! 舗装された道を歩いていると、落下した栗の実が車に潰されているのを見かけました。熟した栗はイガがはじけており、たいていは落下した衝撃でイガと実が分かれています。ついこの間まで、「緑のうに」といった感じのはじけていない青い丸いイガが…

虫の国の落日

虫の王国だった追分も、気温が低くなったせいか、昆虫の活動は衰えています。鳴く虫も聞こえるのはエンマコオロギばかり。哀愁のある声があたりに響きます。蝶もすっかり減りました。たまにかろうじてミドリヒョウモンが見られます。先週林道の北の国有林で…

コロコロニ〜な追分

山荘の屋根にはコナラのどんぐりが降ってきます。山荘は平屋で、しかも二段ベットの上に寝ている私には、すぐ頭上に落下するビシバシ!コロコロコロ・・・という音が夜な夜な聞こえています。しかも屋根の斜面に落ちるので、必ずコロコロコロ・・・まで聞こ…

ブック・カフェらしい日

■山椒の赤い実→ どんよりとした空模様の一日でしたが、小雨も降らず、霧もまかず本屋にはちょうどいい天気でした。まだかろうじて玄関の戸を開けたまま営業できます。 正午少し前に店に向かうと、なんと入り口脇の椅子に腰掛けている方がいるではありません…

狂騒曲♪が流れてしまう連休

■店前のオトコヨウゾメの赤い実と紅葉→ 乾いた秋は続きます。今日も良く晴れました。空を仰ぐ分にはいたって平和な秋の日ですが、地上はなかなかそうも行かず、連休中日で人出もピークのなかで、ため息つくことの多い一日でした。 朝早くから林道はハイウエ…

追分猫日和にゃ

HP表紙ですでに告知済みですが、この秋、店の奥で作品展を行うことになりました。大正から昭和初期に活躍したの鬼才:河村目呂二(メロジ)。多彩な目呂二には彫刻から俳画、泥人形など多くの作品が残されていますが、今回はその中から多種多様の「猫」を…

8℃をくぐったのち

落下注意!→ 定例の日和文庫の本紹介や、その他の原稿書きがあって、本の山と格闘していました。物書きが生業ではないので、長文でなくても案外時間がかかってしまいます。そんなわけでブログもちょっと滞り気味でした・・・。実は例のかぶれもなかなか完治…

きのこと猪と雨

■昨日の乾いた秋空 ここ数日、林を歩いてもとても乾燥していて、一層青いどんぐりや大人になれなかったチビ栗のイガなどの落果が進んでいるように感じ、台風で痛い目に合った二年前を思えば、台風も来ず晴天続きなのは平穏で嬉しいけれど、森の為には雨も降…

再飛来

電話で実家の母と話していたら、北の窓のすぐ外でひらひら先日撮り逃したアサギマダラが飛んでいるのが目に入り、あっと思う間も無く視界から消えてしまった。なんだまたかと思ったら、なんと今度は南の窓べを飛んでいるではないか。母に「悪いけど蝶が飛ん…

新学期の始まり

■←チョウセンゴミシの実が色づきました 今週月曜は、ほぼ二ヶ月ぶりの東京行でした。インターチェンジ付近の日向ではもう黄葉が少し始まっていました。ここのところ朝晩冷え込んでおり、10度近くまで下ったこともあったのです。また長野県に近づく台風も今の…

はぐれ蝶を見た朝

窓の向こうに飛んでいた大き目の白い蝶が止まって、羽を広げたら、なんとアサギマダラでした。興奮してカメラを持って外へ飛び出したら、もう羽を閉じてしまっており、そこでじっとシャターチャンスを伺う私の目の前で、突然ふわっと屋根の向こうへ舞い上が…

鈍行列車の旅【小布施行】

春の小布施の境内アートにブック・カフェとして麦小舎さんと参加した際、この小布施の町に今夏図書館ができること、そのために今奮闘中だということを住人のKさんから伺って、今まで漠然と公立の図書館というものは役所が作るものであると決め付けていて、…

はじけ始めた秋

肌寒いのは年中ですが、日暮れが随分早くなって、季節の移り変わりを実感します。今日は一日曇りで、時折小雨。ほとんどの店が休業日となり、ゴーストタウンのような追分宿です。 私のかぶれ騒動も峠は越えたものの、まだうっとおしい日々は続いています。昨…

無休最終日、無事終了

なんとか8月最後の日に辿りつきました。 想定外のかぶれ騒ぎがあり、私は片足離脱気味で、最後の最後で番頭氏に負担をかけてしまっていました。スミマセン。自然の中に住んでいるので仕方がないとはいえ、これからは写真を撮るときは長袖にします。【反省】 …

牡丹鍋に注意!

■柔らかくなってきたプルーンと緑のイガがついた栗 山荘の北側には木もまばらな草地が広がっています。その先から浅間山森林限界点までは林となっています。ここは国有林ですから人は住んでいませんので、動物にとっては安心な住処となっているのでしょう。…

しゃれたお土産

■信濃追分駅の女郎花当店では本屋の片隅で、細々とオリジナルグッズを販売しています。文庫本、新書カバー、ホン(本)バック、エコバック、栞、葉書、文鎮等です。羊屋さんに縫製をお願いして、布ものを制作してからほぼ一年になります。八月初めにお土産に…

晴れ、ときどき蝉

昨日はいいお天気でしたが、蝉が鳴きませんでした。今朝、もう蝉がなくなりました、と書いたとたんに、ミンミンゼミがやたらに大きな声で鳴き始め、蝉がまだ鳴いていますと書いたら、耳を澄ませどもあたりの虫の音とご近所の風鈴の音のみ・・・。そんなこん…

低温注意報

残暑厳しい中、こんなことを書くとひんしゅくものかと思い、自重していたのですが、全国的に爽やかな大気に覆われているとのことで、話題にすることに。ソウなんです、昨日から長野県内には「低温注意報」が出ています。県内では朝晩10℃をきるところも出てき…