otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

はじけ始めた秋

otobokecat2009-09-02


肌寒いのは年中ですが、日暮れが随分早くなって、季節の移り変わりを実感します。今日は一日曇りで、時折小雨。ほとんどの店が休業日となり、ゴーストタウンのような追分宿です。
私のかぶれ騒動も峠は越えたものの、まだうっとおしい日々は続いています。昨日クリニックへ。無残な右腕をみた看護婦さんが、ご自分がかぶれたときの痒みを思い出したとかで、痒そうな顔をしていました。かぶれは初期動作が肝心ということを肝に銘じておかなくては。
クリニックは追分駅の向こうにあるので、駅に車を停めて行きました。浅間山は見えず、ススキが原となっていました。電車の来ない時間はまったく無人駅。ホームには大山桜の会の皆さんが丹精したハナマメの赤い花が咲いて、実の入った鞘がぶら下がっていました。傍に立原道造の詩「のちのおもひに」の私が好きな一節が書かれた札が立てられていました。これで晴れていたら、涙ぐんでしまいそうでした。
 

山荘の周りでは、ツユクサの群れが少々衰えを見せ、ミズヒキ、キンミズヒキの穂が伸びて咲いています。ツリバナの実もついにはじけ、風に揺れています。

昨晩、麦小舎さんが宿題をくれたので、本を積み上げて熟考中。質問を投げかけられ集中して一点を考えることもたまには必要。なんとか10日間でまとめなくては。
片や、小布施の一箱市に参加の番頭氏の応援で、栞や、スリップ、店のチラシ等を揃えたりと手は手で動いています。じっとしていると痒いので、忙しくしている方がいいかもしれません。
秋がついにはじけ始めました。