otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ブック・カフェらしい日

otobokecat2009-09-22

■山椒の赤い実→
どんよりとした空模様の一日でしたが、小雨も降らず、霧もまかず本屋にはちょうどいい天気でした。まだかろうじて玄関の戸を開けたまま営業できます。
正午少し前に店に向かうと、なんと入り口脇の椅子に腰掛けている方がいるではありませんか。思わず時計を見てしまいましたが、まだ開店時間ではありませんでした。慌てて玄関を開けると、行きつけの医院の看護士さん。服装が違うので、お顔は存じているのに、はてどなただったか?判らず一瞬焦りました。今日はゆったり過ごすと決めたので、待つのも楽しかったですよとおっしゃる。恐れ入りました。連休中ぐらい一時間早く開ければいいのですよね。(反省)ゆっくり店内も楽しんでくださいました。
今日は、昨日釘をさしたからではないでしょうが、観光客の来店は少なく、子供さんも何人も見えていましたがまったく問題はなく、いつもの週末のような落ち着いた店内でした。ごんざさんが長期お休みされていることもあり、喫茶の利用が絶え間なく久々にブック・カフェらしい一日でした。折からちょうど温かい飲み物が欲しいなと感じる気温です。
昨日、参加予定の園芸教室中に取材の打ち合わせが入り、店番をすることとなり、園芸教室に参加できなかった私のために、岡田さんが個人教授してくださるはずが、今日も今日で連休中とあって店が忙しくて結局土いじりは出来ませんでした・・・。商売をしている以上本業優先は致し方ありません。昨日の講座のことは早速永楽屋ガーデンさんのHP〈→)にアップしてありますので、そちらをご参照下さい。私の分の苗〈センニンソウ)は、池の周りのフェンスに這わせてみることを目論んで、寒くなる前〈←ここが重要)に地植えするつもりです。
お蔭様で忙しい一日でした。ブック・カフェで書き物をしておられた最後のお客様が五時半ごろに帰られ、そろそろ閉店作業をしているところに通りかかったので覗いてみたという方あり。普段、午前中は開いてないし、五時でさっさと閉めているので、入るチャンスを逸しているお客様が結構いるのです。暗くなってから入店されたので、室内の白熱燈の灯りで普通の古本屋とちょっと違った感じをもたたれるようです。(本屋は一般的に蛍光灯です。)想像とだいぶ違うと興味深く店内を見ておられました。またのゆっくりのお越しをお願いしてお見送りし、昨夕ほど冷え込まない穏やかな日没に泉洞寺の鐘を聞きつつ閉店。それにしても日暮れが早くなりました。
道路の帰宅ラッシュがひどいとテレビでは報じていますが、日の暮れたばかりなのに追分宿の中は真っ暗で、もうひっそり。唯一灯りが煌々とついていたのはささくらさんで、今晩も駐車場はいっぱい。連休中とあって、ゴーストタウンのごとしのいつもの火曜日とはさすがにちょっと違います。
さて連休は残すところあと一日。どんな一日になるのでしょうか?