きのこ日和
本日は穏やかに晴れてまさしく「きのこ日和」なり。
快晴の下、無事きのこ祭りが開催されました。9月の雨不足によるきのこ不足とインフルエンザ流行で開催が心配されていましたが、無事開催にこぎつけ、好評のうちに終了となりました。
きのこ汁用のきのこ採取から、調理、展示用のきのこ取り、分類して展示という作業などをやってくださった追分区の皆様方、本当にお疲れ様でした。
我々も開店前に公民館へ寄ってストライプキノコを拝み、野菜果物などの販売をしている追分区の役員の皆さんにご挨拶。昼ごはん用に花豆おこわと馬子唄団子を購入。中で展示を見学をしていたところ、運良くちょうどきのこ汁が完成し、それを一杯頂いてから、10:30頃店を開店しました。
今年は店頭には「旅もの」コーナーと100円均一コーナーを作りました。11時過ぎにFM軽井沢の宮尾さんから電話取材あり、きのこ祭りの説明とお誘い、当店の宣伝も少しやらせていただきました。
きのこ祭りの一環で、堀辰雄記念館と郷土資料館が無料で開放されたので、公民館のきのこ祭りの帰りに、村中線を歩く人の流れができ、当店にも今まで立ち寄ったことのない方も、暖簾や古本市が目に留まり入店していただくこともできました。好天も幸いしました。
連休と言うことで店の常連さんも多数来て頂き、終日店内も賑わいました。三連休中日と言うことで、夕方でも来店者が途切れず六時まで延長して営業しました。
お買い上げの方への「きのこ栞プレゼント」は好評で、4種類の中からお好きなのを選んでいただきましたが、個人的には図柄的にきれいなのが一番人気だろうと予想していたのですが、意外にも一番好評だったのは「たべられるきのこ:イグチ」〔右から二番目〕でした。きのこ祭りで勉強した結果でしょうか?
店に見えたお客様の中にも、朝のうちとって来たきのこを鑑定コーナーで見てもらったと言う方が何人もおられました。きのこマニアはきのこをかごに入れて持ち歩くので、すぐにわかります。採取したきのこを籠に入れるのはきのこ採りのマナーなのです。移動している間に胞子が籠の目から地面に落ちていくんですよ。それにビニール袋ではきのこも蒸れて痛んでしまいます。
山のように採って持ち込んでも、ことごとく毒キノコと不食キノコと鑑定されて、食べられるきのこがごくわずかになるケースがほとんどです。キノコ汁も楽しみですが、この鑑定コーナーがこの祭りの最大の楽しみです。
お蔭様で店の売り上げも通常の週末の倍以上あって、ブック・カフェも盛況でしたし、佳い一日となりました。キノコに感謝!
■きのこにはまりたいが、当たりたくない方にお勧めの本
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