otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

木片雑感

廃材のトン袋のなかには、いろいろなものが入っています。古い建物に使われていた木材。ペンキが塗ってあったり、釘が打ってあります。虫食われているスカスカの物もあります。一方、新築の時に出た切り取られた柱などの木材。10cmの角柱から、ベニヤ板から、細い板、鉋屑、おがくずなどさまざまです。まだ真新しく、いい木のにおいがします。木の種類もいろいろあります。安っぽいのから、木目が詰まってきれいなもの、やけにずっしり重い木もあります。最近このての木がベランダなどによく使われているそうです。風雨にさらされても頑丈なのでしょう。
薪にすべく長さなどを切りそろえていたら、まるで積み木のような木片がいろいろ出てきました。□や△。燃してしまうのがちょっともったいないと、よけて置いて薪の山の上でちょっといたずらをしてみました↑。切りっぱなしなので、ささくれ立ってはいますが、鑢でもかけたら本当に積み木になりそうです。木目がきれい!数えてみると10も20もあります。材木になる木はそれだけ立派だった木々です。捨てるために野外で燃やすくらいなら、一冬使ってくださいと、工務店さんが運んできて、クレーンで下ろしてくれた廃材です。感謝。
ついに水曜日切った分(トン袋二つ分)は軒下に運び、積みました。これでいつ雪が降っても一安心。さてこれを使い切るのは何時頃でしょうか。

今日は暖かく、山の煙がろくに見えなかったので↓おそらく南風が吹いていたのでしょう。山はまだ白いですが、林の雪はだいぶ消えました。

胸のオレンジ色が鮮やかなジョウビタキを見かけました。葉っぱをすっかり落とした林では野鳥がよく見えるようになりました。ぼちぼちひまわりの種を入れたバードフィーダーにもお客さんが。ベル公は日向ぼっこをしながら野鳥観察です。年(12歳)をとってきたからか、以前ほど鳥に関心を示さなくなりました。「だって鳥には羽があるからね。」とつぶやいているかどうか。

ある晴れた日に (岩波現代文庫)

ある晴れた日に (岩波現代文庫)